配当(はいとう)
dividend(ディビデンド)

配当

配当とは、企業が利益の一部を出資者に配ることで、所得の1つです。

 

所得には、配当、地代、賃金などがあります。

 

≪配当のしくみ≫

 

配当は、株式会社が株主に分配する利益です。

 

株主が利益の分配を受ける権利のことを、配当請求権といいます。

 

◆配当金

 

配当金は、株式の所有期間に関係なく、決算日の株主に対して支払われます。決算日の5日前までに株式を買って名義書き換えを済ませれば、株主名簿に名前が記載されて配当がもらえます。

 

配当金は、会社の決算後、株主総会で承認されると支払われますが、配当額は会社の経営状態により変動するため、安定していません。

 

配当には、決算期ごとに分配される「普通配当」のほかに、会社の創立を記念して行う「記念配当」や、一時的に利益がたくさん出た場合に行う「特別配当」などがあります。

 

◆中間配当制度

 

中間配当制度は、決算が年1回の会社に対して、1974年に導入された制度です。

 

配当は決算期ごとに分配される利益であるため、従来の規定では、年1回決算の会社の株主は、年1回しか配当を受けることができませんでした。そこで、取締役会の決議により、営業年度中に1回だけ配当を行えるようにしました。

 

中間配当制度により、株主は年2回決算の会社と同じように配当を受けることができます。

スポンサーリンク
 このエントリーをはてなブックマークに追加 

トップへ戻る