クラウディング・アウト
crowding out(クラウディング・アウト)
クラウディング・アウト
クラウディング・アウトとは、政府支出の増加が利子率を上昇させて、民間の投資を減少させてしまう現象をいいます。
たとえば、政府支出を行って国民所得を増やそうとしたとします。政府支出を行う財源として国債を発行し、民間から資金を借り入れると、借り手が増えるため利子率が上がります。利子率が上がると、投資が減ります。その結果、国民所得の増加を妨げてしまいます。
政府支出には、民間投資を押しのけてしまうというマイナスの効果があります。
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