神の見えざる手(かみのみえざるて)
invisible hand of God(インビジブル・ハンド・オブ・ゴッド)
神の見えざる手
神の見えざる手とは、価格メカニズムの働きを表すもので、利己心による自由競争が「生産と消費」を過不足のない状態へと自動的に導くことをいいます(見えざる手ともいう)。
アダム・スミスは、1776年に発表した著書「国富論」(「諸国民の富」ともいう)の中で、(1)富の源は生産を行う労働力であること、(2)分業により生産効率が上がること、(3)利己心による自由競争は、「生産と消費」を過不足のない状態へと自動的に導く(これを「神の見えざる手」という)、という考えを示しています。
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