家計部門(かけいぶもん)
household sector(ハウスホールド・セクター)

家計部門

家計部門とは、経済主体の1つで、財やサービスを消費する部門です。家計部門は、消費者のことを指します。

 

◆家計の目的

 

家計部門は、効用の最大化(個人的欲望の充足)を目的として行動します。効用とは、満足度のことです。

 

家計部門

 

◆家計の役割

 

家計部門は、企業に労働を提供し、その見返りに所得(賃金、利子、地代、利潤)を得ます。「労働を提供する」とは、「生産要素を貸し出す」ということです。そして、企業から得た所得を財やサービスの購入(消費)にあて、残りは貯蓄に回します。

 

家計部門には、企業から財やサービスを購入する消費者の役割、企業に生産要素を貸し出す生産要素の供給者の役割、政府に税金や社会保険料を納める納税者の役割があります。

 

家計部門

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