シェンゲン協定(しぇんげんきょうてい)
Schengen Treaty(シェンゲン・トリーティー)
シェンゲン協定
シェンゲン協定とは、加盟国間の人の移動の自由化を目指して、“共通の出入国管理及び共通国境の段階的撤廃”について、ECの枠外で取り決めた協定です。
シェンゲン協定は、1985年6月14日に、ルクセンブルクのシェンゲンにおいて、ドイツ、フランス、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルクの5カ国によって調印されました。
1990年6月19日には、このシェンゲン協定を実施する協定がイタリア、スペイン、ポルトガルを加えた計8カ国によって調印されました。これを第二次シェンゲン協定といいます。
その後、シェンゲン協定は、1999年5月1日に発効(1997年調印)した新欧州連合条約(アムステルダム条約)に盛り込まれました。これをシェンゲン・アキ(シェンゲン協定およびその関連規則)といいます。
2009年6月現在、加盟国(シェンゲン領域)は25カ国となっています。
加盟国間では、ビザ(査証)なしで自由に行き来することができます。
(参考:外務省HP)
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