よくわかる!金融用語辞典 【欧州経済共同体、欧州原子力共同体】

欧州経済共同体、欧州原子力共同体

欧州経済共同体(おうしゅうけいざいきょうどうたい)
European Economic Community(ヨーロピアン・エコノミック・コミュニティー)
EEC
欧州原子力共同体(おうしゅうげんしりょくきょうどうたい)
European Atomic Energy Community(ヨーロピアン・アトミック・エナジー・コミュニティー)
EAEC / Euratom(ユーラトム)

欧州経済共同体、欧州原子力共同体

欧州経済共同体(EEC)とは、欧州域内における経済を統合し、共通市場を形成することを目的とする機関です。

 

一方、欧州原子力共同体(ユーラトム)とは、欧州域内の原子力エネルギー分野における協力促進を目的とする機関です。

 

1955年6月、イタリア、シチリア島のメッシーナにおいて、ECSCの外相会議が開かれ、欧州経済共同体 および欧州原子力共同体の創設が決まりました。これをメッシーナ宣言といいます。

 

1957年3月25日、「欧州経済共同体」を設立するための条約(EEC設立条約:第1ローマ条約)と、「欧州原子力共同体」を設立するための条約(EAEC設立条約:第2ローマ条約)に、フランス、西ドイツ、イタリア、ベネルクス3カ国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)の6カ国が調印しました。

 

欧州経済共同体、欧州原子力共同体

 

1958年1月1日に、ローマ条約は発効しました。
条約では、「関税同盟の結成」、「人、サービスおよび資本の自由移動」、「共通農業政策(CAP)の創設」などを目標とし、1970年までに共通市場を形成することを目指しました。

 

欧州経済共同体、欧州原子力共同体

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参考ファイル

 

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