消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう)
consumer price index(コンシューマー・プライス・インデックス)
CPI
消費者物価指数
消費者物価指数とは、全国の一般消費者世帯が購入する商品とサービスの総合的な価格の動きをわかりやすくした数値のことです。1946(昭和21)年に作成を開始し、総務省が発表しています。
消費者物価指数は、基準となる年を決めて、その基準年の価格と比べてどれぐらい物価が変化したかを調べるものです。
景気がよくなると物価が上がり、景気が悪くなると物価が下がるという傾向を景気判断の目安に利用します。
指数というのは、基準年の物価を100として物価の動きを表したものです。物価指数が200になると、物価が2倍になったことを示します。
基準年は5年ごとに改定され、指数に使われる商品も選び直します。基準年2020年は、商品やサービスに582品目(基準年2015年は585品目、2010年は588品目、2005年は584品目、2000年は598品目)が選ばれました。
2001(平成13)年3月19日、日本銀行は、消費者物価指数(生鮮食品を除く)を量的緩和策の実施期間の目途として採用しました。
生鮮食品を除いた理由は、天候の影響などによって、商品の値段の上下動が大きく、物価の変動を測定するのに適していないためです。
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