ドバイ・ショック
Dubai crisis(ドバイ・クライシス)
Dubai debt crisis(ドバイ・デット・クライシス)
ドバイ信用不安(どばいしんようふあん)
ドバイ問題(どばいもんだい)
ドバイ・ショック
ドバイ・ショックとは、2009年11月25日に、ドバイ政府が政府系持株会社ドバイ・ワールドと関連の不動産会社ナキールの債務返済延期要請を発表したことにより、世界の株式相場が急落した現象のことです。ドバイ信用不安、ドバイ問題ともいいます。
ドバイは、アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつです。
2003年以降に著しい経済発展を遂げ、2005年度の経済成長率は16%を記録しました。しかし、2008年に米国のサブプライムローン問題をきっかけとする金融危機が世界経済を脅かし、ドバイ経済も減速しはじめました。
日本では、ドバイ・ショックによって、株式相場が急落し、円高が加速しました。
そのため、日本銀行は、新型オペレーションという金融緩和策(政策金利と同じ0.1%で、期間3カ月の資金を貸し出す)を導入しました。
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