経済政策(けいざいせいさく)
economic policy(エコノミック・ポリシー)

経済政策

経済政策とは、市場経済の不備を解決する方策のことです。
経済政策は、短期的政策長期的政策の2つに大別されます。

 

短期的政策

 

短期的な政策とは、市場取引の需要側に着目して、需要を調整する方策のことで、財政政策と金融政策があります。

 

財政政策とは、政府が、公共事業等へ支出することです。これは、政府が直接、市場で買物をする方策です。

 

金融政策とは、日本銀行(中央銀行)が、貨幣供給量を調節することです。不況やデフレの場合には、金融緩和を行い、貨幣供給量を増やします。

 

経済政策

 

長期的政策

 

長期的な政策とは、市場取引の供給側に着目して、供給を調整する方策のことです。

 

規制緩和により、自由競争を促進して、市場取引を増やす
②新産業・技術の育成・開発により、市場取引を増やす
③グローバルな累進課税システムの導入により、所得格差を是正して、労働者の不満を解消する 等があります。

 

短期的政策と長期的政策の違い

 

短期的政策とは、概ねマクロ経済政策(需要の調整)のことを、長期的政策とは、ミクロ経済政策(規制、補助金)のことを指します。

 

短期的政策は、主に経済の需要面を調整するためのマクロ経済政策に焦点を当てています。

 

一方、長期的政策は、ミクロ経済政策、つまり規制や補助金などの手段を用いて、経済の供給面を調整することに焦点を当てています

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