索引【ろう】
労働
(ろうどう)
●人間が自然に働きかけ、生産を行う活動のこと。
●労働の対価として支払われる報酬(金銭)のことを「賃金」という。
●企業が財やサービスを生産するのに必要な資源である生産要素の1つ。
●生産要素のうち、人間が財の生産に使用する資源(資本と土地)のことを「生産手段」という。
●近代経済学では、生産要素のうち、土地と労働のことを「本源的生産要素」という。
労働価値説
(ろうどうかちせつ)
●商品(財やサービス)の価値は、「生産に投入された労働量、あるいは労働時間の大きさで決まる」と説明する理論のこと。
●「商品そのものに付着する客観的な価値がある」と考えるところから、客観的価値論ともいう。
●価値論には、古典派経済学が唱える労働価値説(客観的価値論)と、新古典派経済学が唱える効用価値説(主観的価値論)がある。
労働供給
(ろうどうきょうきゅう)
●家計が労働力を売ること。
●家計の労働者は、企業に雇われて働く。労働者は、その対価として、賃金(給与)を得る。
●労働市場における需要のことを「労働需要」、労働市場における供給のことを「労働供給」という。
労働契約承継法(ろうどうけいやくしょうけいほう)
Act on the Succession to Labor Contracts upon Company Split(アクト・オン・ザ・サクセション・ツゥ・レイバー・コントラクトッ・アポン・カンパニー・スプリット)
●会社分割制度の導入と同時に成立した、労働者の労働条件を保護する制度。会社分割労働契約承継法ともいう。
労働需要
(ろうどうじゅよう)
●企業が労働力を買うこと。
●企業は、家計から労働者を雇用して、生産を行う。労働者には、その対価として、賃金(給与)を支払う。
●労働市場における需要のことを「労働需要」、労働市場における供給のことを「労働供給」という。
労働対象
(ろうどうたいしょう)
●生産手段のうち、人間が財を生産する過程で働きかける相手のこと。
●樹木・鉱石といった天然資源や、原材料などがある。
●生産手段は、「労働手段」と「労働対象」に分けられる。
労働力
(ろうどうりょく)
●生産物(財やサービス)を生産するために費やされる人間の能力のこと。
●自然資源に労働力を投入する(人間が働きかける)ことで、人間の生活に必要な生産物を生み出すことができる。
●労働力を取引する市場のことを「労働市場」という。
●企業が労働力を買うことを「労働需要」、家計が労働力を売ることを「労働供給」という。
労働力人口
(ろうどうりょくじんこう)
●15歳以上の人口のうち、就業者(休業者を含む)と完全失業者を合わせたもの。
●働く意思と能力を持つ者の合計をいう。
●生産年齢人口から非労働力人口を差し引いたもの。
●2020年平均の労働力人口は、前年比18万人減少の「6868万人」(労働力調査/総務省統計局)。
労働力人口比率
(ろうどうりょくじんこうひりつ)
●15 歳以上の人口における「労働力人口」の割合のこと。
●15歳以上の人口のうち、働く意思と能力を持つ者(就業者と完全失業者の合計)の比率をあらわす。
●労働力比率、労働力率ともいう。
●2020年平均の労働力率は、前年比0.1ポイント低下の「62.0%」(労働力調査/総務省統計局)。
労働力比率
(ろうどうりょくひりつ)
●15 歳以上の人口における「労働力人口」の割合のこと。
●15歳以上の人口のうち、働く意思と能力を持つ者(就業者と完全失業者の合計)の比率をあらわす。
●労働力率、労働力人口比率ともいう。
●2020年平均の労働力率は、前年比0.1ポイント低下の「62.0%」(労働力調査/総務省統計局)。
労働力率
(ろうどうりょくりつ)
●15 歳以上の人口における「労働力人口」の割合のこと。
●15歳以上の人口のうち、働く意思と能力を持つ者(就業者と完全失業者の合計)の比率をあらわす。
●労働力比率、労働力人口比率ともいう。
●2020年平均の労働力率は、前年比0.1ポイント低下の「62.0%」(労働力調査/総務省統計局)。
労働力調査
(ろうどうりょくちょうさ)
●景気や雇用対策などの資料として利用するために、総務省が日本の就業状態を調査・公表するもの。
●無作為に抽出された4万世帯のなかから、10万人(15歳以上)を対象として、調査員が調査票を配布・回収する方法で、完全失業者数や完全失業率などを調べる。
●調査は、国際労働機関(ILO)が定めた国際基準に基づいて行われる。
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