索引【とう】
東欧経済相互援助会議:COMECON(とうおうけいざいそうごえんじょかいぎ)
communist economic community:COMECON(コミュニスト・エコノミック・コミュニティー)
●通称コメコン。1949年、マーシャル・プランに対抗する形で、ソ連と東欧諸国6カ国(ポーランド・チェコスロヴァキア・ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア・アルバニア)によって設立された、共産主義諸国の経済協力機構のこと。経済相互援助会議ともいう。1991年6月、東西冷戦の終結により、コメコンは解散となる。
投機的需要(とうきてきじゅよう)
speculative demand for money(スペキュラティブ・ディマンド・フォ・マネー)
●投機的動機にもとづく貨幣需要のこと。資産需要ともいう。
投機的需要曲線(とうきてきじゅようきょくせん)
speculative demand curve for money(スペキュラティブ・ディマンド・カーブ・フォ・マネー)
●縦軸に利子率(r)、横軸に投機的需要を目盛にとったグラフのこと。
投機的動機(とうきてきどうき)
speculative motive(スペキュラティブ・モティーブ)
●資産の1形態として貨幣を保有すること。資産保有動機(貨幣保有動機)ともいう。
東京オフショア市場:JOM(とうきょうおふしょあしじょう)
Japan offshore market:JOM(ジャパン・オフショア・マーケット)
●1986年12月に創設された、非居住者が自由に参加できる市場。
東京金融先物取引所:TIFFE(とうきょうきんゆうさきものとりひきじょ)
Tokyo International Financial Futures Exchange:TIFFE(トーキョー・インターナショナル・フィナンシャル・フューチャーズ・エクスチェンジ)
●短期金利商品を扱う。
東京ドル・コール市場(とうきょうどるこーるしじょう)
Tokyo dollar-call market(トーキョー・ドル・コール・マーケット)
●外国為替公認銀行間で短期の外貨資金貸借取引を行う場として、1972年4月に創設された市場。
東西冷戦(とうざいれいせん)
cold war between the east and the west(コールド・ウォー・ビットウィーン・ザ・イースト・アンド・ウエスト)
east-west cold war(イースト・ウエスト・コールド・ウォー)
●軍事力を用いない対立関係のこと。第二次世界大戦後に、アメリカを中心とする「資本主義国陣営(西側)」と、ソ連を中心とする「共産主義国陣営(東側)」の間に生じた対立関係を指す。冷たい戦争、冷戦ともいう。
当座預金(とうざよきん)
current deposit(カレント・デポジット)
●手形や小切手などの受払いを行う無利子の預金のこと。
動産 財産
投資(とうし)
investment(インベストメント)
●設備投資、住宅投資、在庫投資、公共投資などのこと。
投資関数(とうしかんすう)
investment function(インベストメント・ファンクション)
●投資が何によって決定されるか、という投資の決定要因を定式化したもの。
投資機会曲線(とうしきかいきょくせん)
investment opportunity schedule(インベストメント・オポチューニティ・スケジュール)
●縦軸に資本の限界効率または利子率、横軸に投資を目盛にとったグラフ。投資の限界効率表、資本の限界効率表ともいう。
投資顧問業務(とうしこもんぎょうむ)
investment adviser(インベストメント・アドバイザー)
●投資家(顧客)に、投資に関する助言を行う業務。
投資者保護基金(とうししゃほごききん)
Investor Protection Fund(インベスター・プロテクション・ ファンド)
●証券取引の安全性や信頼性の維持を目的として、証券会社が破たんした場合に、投資家の資産を保護し、損失を補償する。
投資収益率:ROI(とうししゅうえきりつ)
return on investment:ROI(リターン・オン・インベストメント)
●1年間に、投資額に対して何%の収益を生み出すかを示す。総合利回りともいう。
投資乗数(とうしじょうすう)
investment multiplier(インベストメント・マルチプライヤー)
●投資の変化が国民所得に与える影響のこと。
同時線(どうじせん)
doji(candlestick chart)(ドウジ(キャンドルステック・チャート))
●始値と終値が同じ場合のローソク足。
投資超過主体(とうしちょうかしゅたい)
deficit unit(デフィシット・ユニット)
●収入より支出が多い経済部門(企業・政府・海外)。赤字主体ともいう。
投資の限界効率(とうしのげんかいこうりつ)
marginal efficiency of investment(マージナル・エフィシェンシー・オブ・インベストメント)
●投資を1単位増やしたときに得られる期待収益のこと。資本の限界効率ともいう。
投資の限界効率表(とうしのげんかいこうりつひょう)
schedule of the marginal efficiency of capital(スケジュール・オブ・ザ・マージナル・エフィシェンシー・オブ・キャピタル)
●縦軸に資本の限界効率または利子率、横軸に投資を目盛にとったグラフ。資本の限界効率表、投資機会曲線ともいう。
投資の限界費用(とうしのげんかいひよう)
marginal cost of investment(マージナル・コスト・オブ・インベストメント)
●投資を1単位増やしたときにかかる費用(支払金利)のこと。資本の限界費用ともいう。
投資の利子弾力性(とうしのりしだんりょくせい)
interest elasticity of investment(インタレスト・エラスティシティ・オブ・インベストメント)
●利子率が1%動いたときに、投資が何%動くかを示す係数のこと。
同職ギルド(どうしょくぎるど)
●12世紀ごろに、相互の利益のために団結した集団のこと。手工業ギルドともいう。
投資利回り(とうしりまわり)
investment yield(インベストメント・イールド)
●1年間に、投資額に対して何%の収益を生み出すかを示す。投資収益率ともいう。
道徳感情論
(どうとくかんじょうろん)
●アダム・スミスが1759年に出版した倫理学の本で、『道徳情操論』ともいう。
●著者は、人間は「利己的」であるが、「共感・同感」、「公平な観察者」などの概念を意識しながら行動することで、社会の秩序が保たれると考えた。
●近代市民社会における人間の道徳的な心理を分析した名著であり、同書の理論は、後に出版される経済学の大著『国富論』(1776年)へと継承された。
道徳情操論
(どうとくじょうそうろん)
●アダム・スミスが1759年に出版した倫理学の本で、『道徳感情論』ともいう。
●著者は、人間は「利己的」であるが、「共感・同感」、「公平な観察者」などの概念を意識しながら行動することで、社会の秩序が保たれると考えた。
●近代市民社会における人間の道徳的な心理を分析した名著であり、同書の理論は、後に出版される経済学の大著『国富論』(1776年)へと継承された。
投入係数(とうにゅうけいすう)
input coefficient(インプット・コエフィシェント)
●生産物を1単位生産するのに必要な生産要素の投入量のこと。
投入係数表(とうにゅうけいすうひょう)
input coefficient table(インプット・コエフィシェント・テイブル)
●投入係数を産業別に求めて一覧表にしたもの。
投入・産出表(とうにゅう・さんしゅつひょう)
input-output table(インプット・アウトプット・テイブル)
●国民経済計算(SNA)の統計の1つ。「財やサービスがどのように産業間を循環していくか」を集約した表。産業連関表、IO表、レオンチェフ表ともいう。
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