索引【ちゆ】

中央銀行(ちゅうおうぎんこう)

central bank(セントラル・バンク)
●一国の金融制度の中核となる機関のこと。日本の中央銀行は日本銀行。

中間配当

(ちゅうかんはいとう)

中間配当

決算が年1回の会社に対して、営業年度中に1回配当を行えるようにした制度で、1974年に導入された。
配当は決算期ごとに分配される利益であるため、従来の規定では、年1回決算の会社の株主は、年1回しか配当を受けることができなかった。そこで、取締役会の決議により、営業年度中に1回だけ配当を行えるようになった。
中間配当制度により、株主は年2回決算の会社と同じように配当を受けることができる。

中間発行(ちゅうかんはっこう)

intermediate price issue(インターミィディエイト・プライス・イシュー)
●時価と額面の中間の価格で新株を発行すること。

中期国債(米国):T-note(ちゅうきこくさい)

Treasury note:T-note(トレジャリー・ノート)
●米国の財務省が発行する償還期間が1年以上10年以内の国債。財務省中期債券ともいう。

中期債:MTN(ちゅうきさい)

medium term note:MTN(ミディアム・ターム・ノート)
●債券の発行条件などを幅広く設定した1つのプログラムに基づいて発行される債券のこと。

中期波動

(ちゅうきはどう)

中期波動

約10年の周期を持つ景気循環で、企業の設備投資が起因すると考えられている。
フランスの経済学者であるジュグラー(J.C.Juglar)によって明らかにされた。
ジュグラーの波ジュグラー循環設備投資循環主循環ともいう。

中国人民銀行:PBC(ちゅうごくじんみんぎんこう)

People's Bank of China:PBC(ピープルズ・バンク・オブ・チャイナ)
●中国の中央銀行。

中小企業金融公庫:JASME(ちゅうしょうきぎょうきんゆうこうこ)

Japan Finance Corporation for Small and Medium Enterprise:JASME(ジャパン・ファイナンス・コーポレーション・フォ・スモール・アンド・ミディアム・エンタープライズ)
●2008(平成20)年10月、株式会社日本政策金融公庫に統合。

抽象的市場

(ちゅうしょうてきしじょう)

抽象的市場

経済理論を説明するために想定した、実在しない市場のこと。
財市場(生産物市場)、労働市場などがある。

抽選償還

(ちゅうせんしょうかん)

抽選償還

債券の一部を途中償還する場合に、債権者平等の原則から、抽選によって償還する債券を決める方法。
債券の発行残高を減らす目的で行う。抽選に当たると、債券の保有者(投資家)は額面での償還に応じなくてはならない。
債券を額面以下で購入している場合には償還益が得られるが、額面以上で購入している場合には損をするリスクもある。

 

【参考】債券  償還  途中償還  債権者平等の原則

鋳造貨幣

(ちゅうぞうかへい)

鋳造貨幣

金属を溶かし、型に流してつくったもの。
額面を表示するところから「計数貨幣」ともいう。
金属の価値とは関係なく、信用貨幣としての性質を持っていた。
秤量貨幣と鋳造貨幣を合わせて、金属貨幣という。

 

【参考】金属貨幣  秤量貨幣  計数貨幣  信用貨幣

注文生産

(ちゅうもんせいさん)

注文生産

企業(顧客)の注文を受けてから生産する方式。「受注生産」、「個別生産」ともいう。
製品の仕様・形状・数量などは顧客の要望に基づいて決められるが、価格は高くなる。
受注生産を行う産業を「受注産業」という。
一方、市場の需要を予測して、注文が来ると見込んで、あらかじめ生産する方式を「見込み生産」という。

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