索引【かけ】
家計部門からみた経済
(かけいぶもんからみたけいざい)
●家計(消費者)からみると、経済とは、「買物」と「労働」という行動のこと。
●買物とは、生活に必要な財やサービスを買うこと。
●労働とは、所得を得ることを目的に、企業で働くこと。
家計部門の活動
(かけいぶもんのかつどう)
●家計部門(消費者)は、満足感を得るために、モノを購入し、消費する。
●モノを購入するために、企業で働いて(労働力を売って)賃金を得る。
●家計部門の目的は、効用を最大化(満足感を最も大きく)すること。そのために、「より高い賃金」で、「より多くの仕事(労働量)」をすることを目指す。
家計部門の関心事
(かけいぶもんのかんしんじ)
●家計の関心事は、好きな仕事に就くこと、高い給与(賃金)をもらうこと、好きなモノを買うことなどにある。
●このような生活を送ることで、満足感が得られる。この満足感のことを「効用」という。
●家計は「効用の最大化」を目的として行動する。
家計部門の役割
(かけいぶもんのやくわり)
●「消費者」の役割、「生産要素の供給者」の役割、「納税者」という3つの役割がある。
●「消費者」の役割とは、企業から得た所得で、企業から財やサービスを購入し、消費すること(所得の残りは貯蓄に回す)。
●「生産要素の供給者」の役割とは、企業に労働を提供する(生産要素を貸し出す)こと。
●「納税者」の役割とは、政府に税金や社会保険料を納めること。
影の銀行(かげのぎんこう)
shadow banking(シャドー・バンキング)
●銀行以外の金融業態が行う金融取引の総称のこと。「シャドーバンキング」ともいう。
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