索引【いん】

インカムゲイン

income gain(インカム・ゲイン)
●クーポンによる利息収入。

イングランド銀行:BOE(いんぐらんどぎんこう)

Bank of England:BOE(バンク・オブ・イングランド)
●イギリスの中央銀行。

インサイダー取引(いんさいだーとりひき)

insider trading(インサイダー・トレーディング)
●内部関係者が、未公開情報をもとに株式の売買を行うこと。内部者取引ともいう。

イン・ザ・マネー

(in the money:ITM)

イン・ザ・マネー

オプションを行使したときに、利益が出る状態。
コールオプションでは行使価格より市場価格のほうが高く、プットオプションでは行使価格より市場価格のほうが安い状態にある。
イン・ザ・マネーの状態が非常に深いオプションを、ディープ・イン・ザ・マネーにあるという。

陰線(いんせん)

black bar(ブラック・バー)
●相場が下落した場合に、黒のローソクで表示したもの。

インターネット銀行(いんたーねっとぎんこう)

internet bank(インターネット・バンク)
●インターネット上で振込・振替・残高照会などのサービスを提供する銀行のこと。ネット銀行、オンライン銀行ともいう。

インターネット証券(いんたーねっとしょうけん)

internet securities brokers(インターネット・セキュリティーズ・ブローカーズ)
●インターネットを通じて証券取引を行う証券会社。

インターネットバンキング

internet banking(インターネット・バンキング)
●インターネットを利用した振込・振替・残高照会などのサービスのこと。

インターバンク市場(いんたーばんくしじょう)

inter-bank market(インターバンク・マーケット)
●金融機関が相互の資金の運用と調達を行う市場。

インターバンク・レート

interbank rate(インターバンク・レート)
●銀行間で形成される、為替取引の基準となる相場。銀行間相場ともいう。

インターベンション

intervention(インターベンション)
●急激な為替相場の変動による悪影響を抑えるために、日本銀行が外国為替の売買を行う異例の政策のこと。為替介入、外国為替平衡操作(為替平衡操作、平衡操作)、市場介入、日銀介入ともいう。

インディケーション

indication(インディケーション)
●価格提示という意味。相場気配や市場の水準を示す参考レートを提示すること。

インパクトローン

impact loan(インパクト・ローン)
●居住者による資金使途に制限のない外貨貸付。

インプット

(input)

インプット

生産に必要な生産要素のこと。
投入物投入量ともいう。
産業連関表の列方向はインプットを表す。

インプライド・ボラティリティ:IV

implied volatility:IV(インプライド・ボラティリティ)
●将来の原資産価格の変動率を予測したもの。予想変動率ともいう。

インフレ

(inflation)

インフレ

景気が過熱して物価が継続的に上がっていく現象。インフレーションの略。
インフレは、家計を逼迫する。家計の給与の伸びが物価の伸びに追いつかないため、実質所得は低下する。特に経済的弱者(年金生活者)の生活は非常に苦しくなる。
インフレは、貨幣価値が下落する現象。「物価が上昇する」と、モノを購入するのに、より多くのお金が必要になる。これは、お金の価値が下がることをあらわす。

インフレーション

(inflation)

インフレーション

景気が過熱して物価が継続的に上がっていく現象。略して、インフレという。
インフレは、家計を逼迫する。家計の給与の伸びが物価の伸びに追いつかないため、実質所得は低下する。特に経済的弱者(年金生活者)の生活は非常に苦しくなる。
インフレは、貨幣価値が下落する現象。「物価が上昇する」と、モノを購入するのに、より多くのお金が必要になる。これは、お金の価値が下がることをあらわす。

インフレーション会計(いんふれーしょんかいけい)

inflation accounting(インフレーション・アカウンティング)
●物価上昇(インフレ)時に、一般物価指数によりすべての資産・負債を再評価して資産価値を修正する会計手法。

インフレーションとスタグフレーションの違い

(いんふれーしょんとすたぐふれーしょんのちがい)

インフレーションとスタグフレーションの違い

どちらも、超過需要(総需要総供給)のときに起こるが、総供給の生産能力に違いがある。
インフレーションは、総供給が完全雇用水準を満たす生産能力がある場合に起こる。これは、総需要が完全雇用水準を上回ってモノ不足となり、価格が高騰する現象であるため、総需要の過剰部分を取り除くと、完全雇用水準で均衡する。
スタグフレーションは、総供給が完全雇用水準を満たす生産能力がない場合に起こる。これは、総供給を完全雇用水準まで引き上げられない状態で、総需要の過剰部分を取り除くと、過少雇用水準で均衡する。原油や食糧などの供給量を簡単に増やせないところに根本的な原因があり、景気の後退を意味する。

インフレ格差(いんふれかくさ)

inflation differential(インフレーション・ディファレンシャル)
●2国間の物価指数上昇率の差。

インフレ期待

(いんふれきたい)

インフレマインド

人々が「将来にわたって物価が上がり続ける」と予想すること。インフレマインドともいう。
人々の期待が高くなると、現実の物価上昇率も上がる。
逆に、人々が「将来にわたって物価が下がり続ける」と予想することを「デフレマインド」という。

インフレギャップ

(inflationary gap)

インフレギャップ

実際の需要潜在供給を上回った場合の差のこと。
たとえば、実際の需要が120、潜在供給が100のとき、需給ギャップ(実際の需要と潜在供給の差)は、プラス20(120-100=+20)となる。このプラスの需給ギャップがインフレギャップ。
好況時に起こりやすい現象。このとき、市場メカニズムが働かない(価格が上がっても、需要が減らない)と、インフレ現象を引き起こす。
インフレギャップを解消するには、政府が需要を減らす必要がある。

インフレ対策

(いんふれたいさく)

インフレ対策

インフレ時には、超過需要を解消させる必要がある。
総需要抑制政策には、(1)マネーストック通貨供給量)を減らす、(2)財政支出を削減する、(3)増税して消費を抑える、という金融政策と財政政策がある。
スタグフレーション(インフレと景気後退が同時に発生)の場合には、総需要の増減で景気を調整する政策は有効ではない。

インフレの種類(上昇速度による分類)

(いんふれのしゅるい)

インフレの種類(上昇速度による分類)

インフレは、物価水準の上昇速度によって分けられる。
物価水準が年率数%程度の割合で緩やかに上昇するインフレを「クリーピング・インフレーション(忍び寄るインフレーション、マイルド・インフレーション)」という。
物価水準が年率10%を超える割合で上昇するインフレを「ギャロッピング・インフレーション(駆け足のインフレーション)」という。
物価水準が1年間に数倍に上昇するインフレを「ハイパー・インフレーション(超インフレーション)」という。

インフレの種類(発生原因による分類)

(いんふれのしゅるい)

インフレの種類(発生原因による分類)

インフレは、発生原因が需要サイドにあるインフレと、発生原因が供給サイドにあるインフレに分けられる。
需要サイドのインフレには、「ディマンド・プル・インフレーション需要インフレーション)」、「財政インフレーション」、「貨幣インフレーション」、「信用インフレーション」、「輸出インフレーション」、「軍事インフレーション」などがある。
供給サイドのインフレには、「コスト・プッシュ・インフレーション」、「輸入インフレーション」などがある。
また、特定の生産要素の不足から生じるインフレを「ボトルネック・インフレーション」という。

インフレの背景

(いんふれのはいけい)

インフレの背景

インフレの背景は、超過需要にある。インフレは、家計のモノを買いたいという購買希望である「総需要」が、企業の生産量である「総供給」より大きいときに起こる現象。
超過需要は、供給不足(品不足)が起こっている状態なので、取引価格である物価が上昇する。
物価の上昇に伴って、生産量(供給)が増えると、物価上昇は止まる。しかし、何らかの事情で、生産量(供給)を増やせない状況が発生すると、供給不足が続いて、取引価格(物価)は継続的に上昇していく。これがインフレである。

インフレマインド

(inflationary mindset)

インフレマインド

人々が「将来にわたって物価が上がり続ける」と予想すること。インフレ期待ともいう。
人々の期待が高くなると、現実の物価上昇率も上がる。
逆に、人々が「将来にわたって物価が下がり続ける」と予想することを「デフレマインド」という。

陰陽線(いんようせん)

black and white bar(ブラック・アンド・ホワイト・バー)
●1日の値動きをローソク型の記号で表示したグラフ。ローソク足ともいう。

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