よくわかる!金融用語辞典 【オプションの種類】

オプションの種類

オプション
option(オプション)

オプションの種類

金融オプション取引…金融商品(株式、為替、金利など)を対象とするオプション取引
商品オプション取引…商品(穀物、貴金属、石油など)を対象とするオプション取引

 

オプション取引は、農作物、家畜、貴金属に至るまで、幅広い商品を対象にして行われています。オプションの対象商品のことを、原資産(げんしさん)といいます。原資産の数だけ、オプションも種類があります。

 

このうち、株式、為替、金利などの金融商品を対象とするオプション取引を金融オプション取引、穀物、貴金属、石油などの商品を対象とするオプション取引を商品オプション取引といいます。

 

オプションの種類

 

≪金融オプション取引≫

 

金融オプション取引は、個別株式、指数、金利、通貨などの金融商品を対象としたオプション取引の総称で、(1)株式を対象とする株式オプション、(2)金利を対象とする金利オプション、(3)通貨を対象とする通貨オプション、の3つに大別できます。

 

◆株式オプション

 

株式オプションは、個別銘柄を対象とする株券オプションと、株価指数を対象とする株価指数オプションに分けられます。

 

◆金利オプション

 

金利オプションは、短期金利を対象とする短期金利オプションと、長期金利を対象とする債券オプションやスワップションに分けられます。

 

短期金利を対象とする取引には、ユーロドル預金や短期財務省証券などのオプション取引があります。一方、長期金利を対象とする取引には、長期国債などの債券を対象とした米国のT-BONDやT-NOTEなどのオプションやスワップションが知られています。

 

◆通貨オプション

 

通貨オプションは、ドルと円の交換といった為替取引を対象とするオプション取引です。

 

オプションの種類

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