クレジット・デフォルト・スワップ
credit default swap(クレジット・デフォルト・スワップ)
CDS
クレジット・デフォルト・スワップ(9)
≪市場残高の推移≫
CDS市場残高は、2001年12月末の0.9兆ドルから増加を続け、2007年12月末には62.2兆ドルに達しています。
CDS市場の規模は、6年間に62倍に膨らんでいます。
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(9)カウンターパーティ・リスク
CDS取引は、参照組織に対する信用リスクを移転する取引ですが、このほかに、プロテクションの売り手とプロテクションの買い手には、取引相手(カウンターパーティ)に対する信用リスクが存在します。
この取引相手が破たんしたために、契約通りに支払いが受けられなくなるというリスクをカウンターパーティ・リスクといいます。
プロテクションの買い手は、売り手に対する信用リスク(カウンターパーティ・リスク)を負っています。
もしプロテクションの売り手が破たんしてしまったら、プロテクションの買い手は、クレジットイベント発生時の補償を受けられなくなります。
一方、プロテクションの売り手は、買い手に対する信用リスク(カウンターパーティ・リスク)を負っています。
もしプロテクションの買い手が破たんしてしまったら、プロテクションの売り手は、プレミアムの支払いを受けられなくなります。
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