直取引(じきとりひき)
direct dealing(ダイレクト・ディーリング)
直取引
銀行どうしで直接、外国為替取引を行うこと
直取引とは、銀行どうしで直接、外国為替取引を行うことをいいます。DD(ダイレクト・ディーリング)ともいいます。外国為替ブローカーは経由しません。
直取引のメリットは、手数料が不要なことです。ブローカーを経由しないため、手数料を節約することができます。また、比較的大きな金額を一度に取引することが可能です。
直取引を行う場合、まず、A銀行がB銀行をスクリーン上に呼び出して、値(外国為替レート)を求めます。B銀行は、これに応えて建て値を提示します。建て値は、必ずビッド(買値)とオファー(売値)の両建てで行います。
A銀行が売りたければB銀行の提示したビッド(買値)の値で売り、A銀行が買いたければB銀行の提示したオファー(売値)の値で買います。
A銀行が、その建て値で取引することをB銀行に告げると、取引は成立します。B銀行は、取引の成立をA銀行に確認します。B銀行が提示した値が気に入らなければ、A銀行は取引に応じる必要はありません。
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