よくわかる!金融用語辞典 【信用取引(9)信用取引の利用法】

信用取引(9)信用取引の利用法

信用取引(しんようとりひき)
margin trading(マージン・トレーディング)

信用取引(9)信用取引の利用法

保有している株式の値下がり損をカバーするために利用される

 

信用取引は、投機目的の「空買い」や「空売り」の他に、保有している株式の値下がり損をカバーするために利用されています。

 

信用取引(9)信用取引の利用法

 

保有している株式の値下がりが予想される場合、直ちに株式を売却できれば損失を回避できるのですが、名義書換中などの理由で、その株式をすぐに売却できない場合があります。
こうした場合に、信用取引で空売りしておく方法を利用します。信用取引で生じる利益で、株式の値下がり損を補います。この空売りを、「つなぎ売り」、または「保険つなぎ」と呼んでいます。

 

予想通りに株式が値下がりした場合には、値下がりした価格で株式を買い戻せば損失を回避できます。逆に、株式が値上がりした場合には、保有している株式を現渡しすることができます。

 

信用取引を行うには、一定の知識と資力が必要です。
特に、投機目的で行う信用取引は、投資した資金に比べて大きな利益が期待できる反面、価格変動の予想がはずれると、被る損失も大きくなります。

スポンサーリンク

金融大学TOP > よくわかる!金融用語辞典 > 信用取引(9)信用取引の利用法

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

トップへ戻る