信用取引(しんようとりひき)
margin trading(マージン・トレーディング)
信用取引(1)信用取引とは何か
株式投資に必要な資金や株式を、証券会社から借りて行う株式取引
信用取引とは、株式投資に必要な資金や株式を、証券会社から借りて行う株式取引のことをいいます。証券会社に一定の委託保証金(借りた資金や株式を返す保証に、証券会社に差し入れる担保)を差し入れるだけで、株式や金銭を持たずに株式売買を行うことができる取引です。
信用取引には、値上がりを期待して、資金を借りて株式を購入する空買い(からかい)と、値下がりを期待して、株式を借りて売却する空売り(からうり)があります。
実際に自己資金で株式を取引する現物取引に比べて、少ない資金で大きな取引ができます。
≪口座の開設≫
信用取引を始めるには、「信用取引口座設定約諾書」を証券会社へ差し入れて、信用取引口座を開設します。信用取引の決済は、すべてこの口座を通して処理されます。
信用取引はハイリスク・ハイリターンな取引であるため、各証券会社は信用取引開始基準を定め、口座開設時に信用取引に関する説明や投資家の審査(投資経験や預かり資産の有無など)を行っています。審査にパスしないと、信用取引はできません。
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参考ファイル
金融大学TOP > よくわかる!金融用語辞典 > 信用取引(1)信用取引とは何か