イールドカーブ
yield curve(イールドカーブ)
イールドカーブ(1)イールドカーブとは何か
残存年数の異なる金利を線で結んでグラフにしたもの
右上がりの曲線を順イールド、右下がりの曲線を逆イールドという
償還までの期間(残存年数)の異なる金利(利回り)を線で結んでグラフにしたものを、イールドカーブ(利回り曲線)と呼んでいます。縦軸に金利(利回り)、横軸に期間を目盛りにとったグラフです。
イールドカーブは、期間の長短が生み出す利回り(金利)と期間の関係を表わす「金利の期間構造(タームストラクチャー)」を分析するのに利用します。
将来、金利が上がると予想される場合には、償還までの期間が長いほど、イールド・カーブが描き出す曲線は、右上がりになります。これを順イールドといいます。金利が高くなる前に、長期間の借入れをしようとする人が増えるからです。
将来、金利が下がると予想される場合には、償還までの期間が長いほど、イールド・カーブが描き出す曲線は、右下がりになります。これを逆イールドといいます。金利が低くなってから、長期間の借入れをしようとする人が増えるからです。
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