よくわかる!金融用語辞典 【株主の権利(1)株主権の種類】

株主の権利(1)株主権の種類

株主(かぶぬし)
shareholder(シェアホルダー)
stockholder(ストックホルダー)

株主の権利(1)株主権の種類

経営参加権、配当請求権、残余財産分配請求権、新株引受権など
株主権の内容を変更した株式…普通株、優先株、後配株の3つ

 

株主には、(1)経営参加権、(2)配当請求権、(3)残余財産分配請求権、(4)新株引受権などの権利があります。

 

(1)経営参加権…株主総会で、所有株数に応じて議決権を行使する権利

 

(2)配当請求権…利益の分配を受ける権利

 

(3)残余財産分配請求権…会社が解散するときに、残った財産の分配を受ける権利

 

(4)新株引受権…新株を引き受ける権利

 

会社の経営者にとって、経営参加権は一番大切なものですが、配当やキャピタルゲインを目的とする投資家にとっては、配当請求権や残余財産分配請求権の方が大切です。そこで生まれたのが株主権の内容を一部変更した株式です。

 

資金の調達を円滑に行う目的で、株主権の内容を変更した株式が発行されています。株式は、株主権の内容から「普通株」、「優先株」、「後配株」の3つに分けられます。

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