2020年2月のレポート
主な出来事
- 2/1
指定感染症と検疫感染症の対象を、新型コロナウイルスによる感染症と定める政令を施行
- 2/1
中国・湖南省邵陽市の養鶏場で、鳥インフルエンザ「H5N1」型の感染が確認(「H5N1」型はヒトへの感染例がある)
- 2/2
ソマリア政府が、バッタの大群の襲来により、国家非常事態を宣言
- 2/2
格付け会社フィッチ・レーティングスが、日本の格付けを「A」で据え置き(見通しは「安定的」)
- 2/2
中国人民銀行が3日に公開市場操作を実施すると発表(1兆2000億元(約18兆7000億円)を金融市場に供給)
- 2/3
東証株価指数(TOPIX)が3か月ぶりの安値(終値は27.15ポイント高の1739.98)
- 2/3
春節連休明けの中国・上海株式相場で、上海総合指数の終値が大幅に続落(1月23日比、229.9225ポイント安の2746.61)
- 2/3
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した香港の男性が新型コロナウイルスに感染したと確認、乗客乗員約3700人の健康状態を確認
- 2/5
トランプ米大統領の弾劾裁判(ウクライナ疑惑)、与党・共和党の多数票で無罪判決
- 2/6
日経平均株価(225種)が今年最大の上げ幅(終値は554円03銭高の2万3873円59銭)
- 2/6
安倍首相が、香港発のクルーズ船「ウエステルダム」に新型肺炎感染疑い者が発生したため、乗船外国人の入国を拒否
- 2/7
政府が、中国湖北省の邦人帰国のため、チャーター機第4便を武漢空港へ派遣
- 2/11
世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスによる病気の正式名称を「COVID(コビッド)-19」に決定したと発表
- 2/12
安倍首相が、14日以内に浙江省に滞在歴のある外国人の入国禁止を表明(13日から)
- 2/12
ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値が過去最高を更新(終値は275.08ドル高の2万9551.42ドル)
- 2/14
日本の外務省が中国浙江省の温州市の感染症危険情報レベルを3に引き上げ(渡航中止を勧告)
- 2/14
IOC(国際オリンピック委員会)が「東京五輪は予定通り」と明言
- 2/14
南極で過去最高の20.75度を観測
- 2/15
加藤厚生労働相が、新型コロナウイルスによる肺炎の国内流行を事実上認める
- 2/17
宮内庁が、天皇誕生日(23日)の一般参賀を中止すると発表
- 2/17
中国が、第13期全人代第3回会議(北京で3月5日から開催)の延期を提案
- 2/18
日経平均株価(225種)が4日続落(終値は329円44銭安の2万3193円80銭)
- 2/19
1月の訪日外国人旅行者数は前年同月比1.1%減の266万1000人(7年連続で過去最高を更新)、訪日中国人は前年比22.6%増の92万4800人、訪日韓国人は前年比59.4%減の31万6800人
- 2/20
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者のうち、新型コロナウイルスに感染し入院していた日本人2人(87歳男性、84歳女性)が死亡
- 2/20
S&Pグローバルが報告書を発表、2020年に世界で発行する国債は8兆1000億ドル、年末の債務残高は過去最高の53兆ドルの見込み
- 2/21
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがフランスの格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」に引き下げ(格付けは「Aa2」に据え置き)
- 2/21
米疾病予防管理センター(CDC)が、日本・韓国・台湾・シンガポール・タイ・ベトナムなどを「明白な新型コロナウイルスが発生した地域社会感染国」に指定
- 2/22
サウジアラビアの首都リヤドでG20財務相会議が閉幕(新型コロナウイルスの影響などを議論)
- 2/22
国際通貨基金(IMF)が経済成長率の見通しを発表、世界全体は3.2%(従来予想は3.3%)、中国は5.6%(同6.0%)
- 2/23
イラン西部の対トルコ国境付近で、マグニチュード(M)5.7の地震発生
- 2/25
新型コロナウイルスの影響による初の経営破綻、愛知県の旅館が破産申請
- 2/25
エジプトのホスニ・ムバラク元大統領が死去(91歳)
- 2/25
日経平均株価(225種)が約4か月ぶりの安値(終値は781円33銭安の2万2605円41銭)
- 2/27
ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値が6営業日連続で値下がり、下げ幅は過去最大(終値は1190.95ドル安の2万5766.64ドル)
- 2/27
安倍首相が、新型コロナウイルスの早期終息にはここ1~2週間が極めて重要な時期だとして、全国の小中高校、特別支援学校に臨時休校を要請(3月2日~春休みまで)
- 2/28
新型コロナウイルスの誤情報により、トイレットペーパー、ティッシュペーパー等が全国的に店頭で品切れ
- 2/28
北海道の鈴木知事が、「新型コロナウイルス緊急事態宣言」を出し、この週末の不要不急の外出を控えるよう要請
- 2/28
ナイジェリアで、新型コロナウイルスの感染者を初めて確認
- 2/28
日経平均株価(225種)が5日続落、約6か月ぶりの安値(終値は805円27銭安の2万1142円96銭)
- 2/28
「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」が臨時休園(2/29~3/15)
- 2/28
世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスの世界全体のリスク評価を「高い」から「非常に高い」に引き上げ
- 2/28
ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値が7営業日連続で値下がり(終値は357.28ドル安の2万5409.36ドル)
- 2/28
10年物米国債の利回り(米長期金利の指標)が過去最低を更新(一時、1.11%に低下)
- 2/28
FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が、新型コロナウイルスの影響により、利下げを示唆
- 2/29
米国のトランプ大統領とタリバン(アフガニスタンの反政府勢力)が、中東カタールの首都ドーハで和平合意に署名
- 2/29
マレーシア王室が、ムヒディン前内相を新首相に任命
- 2/29
安倍首相が、全国学校の臨時休校への国民の理解を求め、保護者支援の助成金制度新設を表明
- 2/29
米国で、新型コロナウイルスの感染者が初めて死亡
- 2/29
日中両政府が、習近平国家主席の来日予定(4月上旬)の延期を検討
- 2/29
米国が新型コロナウイルスの影響で、イランからの入国を拒否、韓国とイタリアの一部地域への渡航中止を勧告
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
2/20
景気は、輸出が弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増した状態が続いているものの、緩やかに回復している。(据え置き)
日銀の景気判断(経済・物価情勢の展望)
1/21
わが国の景気は、海外経済の減速や自然災害などの影響から輸出・生産や企業マインド面に弱めの動きがみられるものの、所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、基調としては緩やかに拡大している。
金融市場調節方針
1/21
短期金利:政策金利残高にマイナス金利(-0.1%)を適用
長期金利:長期国債を買い入れ、10年物国債の金利をゼロ%程度に操作(年間増加額約80兆円を目途に買い入れ、「弾力的な買入れを実施する」と明記)
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場