2017年4月のレポート
主な出来事
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国際通貨基金(IMF)が世界の外貨準備(通貨別割合)を発表、1位は米ドル(63.96%)、2位はユーロ(19.74%)、3位は英ポンド(4.42%)、日本円は4位(4.21%)、中国の人民元は7位(1.07%)
- 4/4
3月のマネタリーベース(資金供給量)の平均残高が過去最高を更新(前年比20.3%増の436兆2634億円)、月末残高も過去最高を更新(447兆2678億円)
- 4/5
第四銀行と北越銀行が経営統合することで基本合意(2018年4月に共同持ち株会社を設立、2020年をめどに合併する方針)
- 4/6
日経平均株価(225種)が、北朝鮮の弾道ミサイル発射の影響で、今年の最安値を更新(終値は264円21銭安の1万8597円06銭)
- 4/10
厚生労働省が「将来推計人口」を公表(2015年の1億2709万人から、2053年は9924万人、2065年は8808万人に減少)
- 4/10
2月の国際収支統計で、経常収支が32か月連続で黒字を計上(2兆8136億円の黒字)
- 4/11
東芝が四半期報告書を金融庁(関東財務局)に提出、2016年4~12月期の連結最終利益は5325億円の赤字
- 4/12
日経平均株価(225種)が、シリアや北朝鮮の情勢悪化の影響で、今年の最安値を更新(終値は195円26銭安の1万8552円61銭)
- 4/13
トランプ米大統領の「ドルが強すぎる」という発言を受けて、東京外国為替市場の円相場(対ドル)が一時、1ドル=108円台後半となり約5か月ぶりの円高水準(17時時点で、65銭円高・ドル安の1ドル=109円01-03銭)
- 4/13
日経平均株価(225種)が、約4か月ぶりの安値水準(終値は125円77銭安の1万8426円84銭)
- 4/13
経済協力開発機構(OECD)が対日経済審査報告を公表(日本の成長率見通しは、2017年は1.2%(前回は1.0%)、2018年は0.8%)
- 4/14
日経平均株価(225種)が4日連続で下落(終値は91円21銭安の1万8335円63銭)
- 4/19
3月の訪日外国人旅行者数は前年同月比9.8%増の220万5700人(3月の過去最高を更新)
- 4/19
2016年度の訪日外国人旅行者数は前年比16.2%増の2482万3400人(過去最高を更新)
- 4/20
2016年度の貿易収支が6年ぶりの黒字(輸出額:71兆5247億円、輸入額:67兆5179億円、貿易黒字:4兆0069億円)
- 4/20
主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開幕(通貨安競争の回避を確認)
- 4/21
学校法人「森友学園」が大阪地裁に民事再生法の適用を申請
- 4/21
主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで閉幕(自由貿易の重要性を確認)
- 4/21
格付け会社フィッチ・レーティングスが、イタリアのソブリン債格付けを「BBBプラス」から「BBB」に引き下げ(見通しは安定的)
- 4/25
ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値が約2か月ぶりの高値(終値は232.23ドル高の2万0996.12ドル)
- 4/27
日銀が「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を発表、景気判断を1月の「わが国の景気は、緩やかな回復基調を続けている」から「わが国の景気は、緩やかな拡大に転じつつある」に上方修正(「拡大」の表現使用は9年ぶり)
- 4/27
格付け会社フィッチ・レーティングスが、日本国債の格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」から「安定的」に引き上げ(格付けは「A」を確認)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
4/20
景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。(据え置き)
日銀の景気判断(経済・物価情勢の展望)
4/27
わが国の景気は、緩やかな拡大に転じつつある。(上方修正)
金融市場調節方針
4/27
短期金利:政策金利残高にマイナス金利(-0.1%)を適用
長期金利:長期国債を買い入れ、10年物国債の金利をゼロ%程度に操作(年間増加額約80兆円を目途に買い入れ)
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場