2017年3月のレポート
主な出来事
- 3/1
ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値が、トランプ大統領の演説を受けて最高値を更新(終値は303.31ドル高の2万1115.55ドル)
- 3/2
日経平均株価(225種)が一時、2015年12月18日以来の高水準(終値は171円26銭高の1万9564円80銭)
- 3/2,3/3
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の価格が「金」の価格を上回る(3日のNY金先物市場で金の価格は1トロイ・オンス=1226.5ドル、欧州のビットコイン取引所「ビットスタンプ」で1ビットコインの価格は1283.35ドル)
- 3/3
りそなホールディングスと三井住友フィナンシャルグループが、系列下の3行(みなと銀行、関西アーバン銀行、近畿大阪銀行)を経営統合することで基本合意したと発表(統合予定は2018年4月)
- 3/3
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の四半期ベースの運用益が過去最高(2016年10~12月期は10兆4973億円の黒字)
- 3/5
自民党が党大会で、党総裁任期の延長を決定(「連続2期6年まで」→「連続3期9年まで」)
- 3/6
北朝鮮が弾道ミサイル4発を発射(3発は日本の排他的経済水域(EEZ)に落下)
- 3/10
韓国の憲法裁判所が、朴槿恵大統領の弾劾審判で罷免を決定
- 3/10
日経平均株価(225種)が円安進行を受けて約1年3か月ぶりの高水準(終値は286円03銭高の1万9604円61銭)
- 3/15
米FRBが利上げ(フェデラル・ファンド金利の誘導目標を年0.50~0.75%から年0.75~1.00%に引き上げ)
- 3/10
米証券取引委員会(SEC)が上場投資信託(ETF)の認可申請を却下し、インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の価格が急落
- 3/15
2月の訪日外国人旅行者数は前年同月比7.6%増の203万5800人(2月の過去最高を更新)
- 3/16
「第四銀行」と「北越銀行」が経営統合に向けて最終調整
- 3/17
家計の金融資産残高(12月末時点)は前年比0.9%増の1800兆円で過去最高を更新
- 3/17
在留外国人数(12月末時点)は前年末比15万0633人増の238万2822人で過去最多を更新、不法残留者数(1月1日時点)は前年同期比で2452人増の6万5270人(法務省)
- 3/18
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が閉幕(ドイツ南西部のバーデンバーデン)
- 3/20
英国は、欧州連合(EU)からの離脱について、29日にメイ首相がEUに通知すると発表(実際の離脱は2019年3月29日)
- 3/20
米大富豪のロックフェラー家第3代当主であるデービッド・ロックフェラー氏が死去(101歳。銀行家、実業家)
- 3/20
米経済誌フォーブスが世界の長者番付(2017年版)を発表。1位は米マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏(約860億ドル)、日本人1位はソフトバンクグループの孫正義社長(約212億ドル)
- 3/22
日経平均株価(225種)が、米トランプ政権の経済政策の遅れが懸念されて円高・株安が進み、400円超値下がり(終値は414円50銭安の1万9041円38銭)
- 3/23
日経平均株価(225種)が一時、約3週間ぶりに1万9000円を割り込む(終値は43円93銭高の1万9085円31銭)
- 3/23
中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が13の国・地域の参加を新たに承認、参加国・地域は70に(承認されたのは、カナダ、ベルギー、エチオピア、ハンガリー、アイルランド、ペルー、スーダン、ベネズエラ、香港、アフガニスタン、アルメニア、フィジー、東チモール)
- 3/27
日経平均株価(225種)が約2か月ぶりに1万9000円を割り込む(終値は276円94銭安の1万8985円59銭)
- 3/27
東京外国為替市場の円相場(対ドル)が一時、1ドル=110円台前半で約4か月ぶりの円高水準(17時時点で、1円15銭円高・ドル安の1ドル=110円18-19銭)
- 3/27
参院本会議で2017年度予算が成立(一般会計総額は過去最大の97兆4547億円)
- 3/29
東芝が米原子力発電子会社ウェスチングハウス(WH)による米連邦破産法11章の適用を申請(負債総額1兆0900億円)
- 3/29
英政府が欧州連合(EU)からの離脱をEUに正式に通知
- 3/31
韓国検察の特別捜査本部が朴槿恵前大統領を収賄などの容疑で逮捕
- 3/31
2回目のプレミアムフライデー(毎月月末の金曜日に従業員が午後3時に退社、消費活動を促す取り組み)
- 3/31
2月の完全失業率が22年8か月ぶりの低水準(季節調整値は2.8%)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
3/23
景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。(据え置き)
日銀の景気判断(経済・物価情勢の展望)
3/16
わが国の景気は、緩やかな回復基調を続けている。(据え置き)
金融市場調節方針
3/16
短期金利:政策金利残高にマイナス金利(-0.1%)を適用
長期金利:長期国債を買い入れ、10年物国債の金利をゼロ%程度に操作(年間増加額約80兆円を目途に買い入れ)
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場