2016年6月のレポート
主な出来事
- 6/1
安倍首相が消費税率10%への引き上げについて、正式に延期を表明(2017年4月→2019年10月)
- 6/2
5月のマネタリーベース(資金供給量)の月末残高が過去最高を更新(386兆7264億円)
- 6/6
東京都の舛添要一知事が、政治資金を私的流用した疑惑ついて調査結果を会見で公表
- 6/8
世界銀行が世界経済見通しを発表、2016年の世界の実質GDP成長率を前年比2.4%に下方修正(日本は0.5%に下方修正)
- 6/8
ニューヨーク原油先物市場で、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の7月渡し価格が約11か月ぶりの高値水準(終値は1バレル=51.23ドル)
- 6/9
理化学研究所などのチームが合成に成功した113番元素の名称案を「ニホニウム」と公表
- 6/10
長期金利(新発10年物国債の利回り)が過去最低を更新(一時、マイナス0.145%まで低下)
- 6/10
東京証券取引所が無料対話アプリ「LINE」の新規上場を承認(7月15日に上場予定)
- 6/12
熊本県熊本地方で震度5弱の地震発生(マグニチュードは4.3)
- 6/13
円高やイギリスのEU離脱懸念から、日経平均株価(225種)が約2か月ぶりの安値水準(終値は582円18銭安の1万6019円18銭)
- 6/13
格付け会社フィッチ・レーティングスが、日本国債の格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に変更(格付けは「A」を確認)
- 6/14
イギリスのEU離脱懸念から、日経平均株価(225種)が約2か月ぶりに1万6000円を下回る(終値は160円18銭安の1万5859円00銭)
- 6/15
東京都の舛添要一知事が、都議会議長に辞職願を提出
- 6/15
中国人民銀行が人民元の基準値(対ドル)を5年5か月ぶりの元安水準に設定(約0.32%元安ドル高となる1ドル=6.6001元)
- 6/15
長期金利(新発10年物国債の利回り)が過去最低を更新(一時、前日比0.025%低いマイナス0.195%まで低下)
- 6/15
5月の訪日外国人旅行者数は前年同月比15.3%増の189万4000人、5月の過去最高を更新
- 6/15
米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を現状維持、雇用悪化で追加利上げは見送り
- 6/16
北海道函館市川汲町で震度6弱の地震発生(マグニチュードは5.3)
- 6/16
日経平均株価(225種)が一時500円超下落、約4か月ぶりの安値水準(終値は485円44銭安の1万5434円14銭)
- 6/17
家計の金融資産残高が7年ぶりに減少(3月末時点で、前年同月比0.6%増の1706兆円)
- 6/17
国際通貨基金(IMF)が、英国が離脱した場合、2019年のGDP規模は残留比5.6%減との試算を発表
- 6/24
英国で欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票を行い、離脱派が得票率51.9%で勝利
- 6/24
英国の離脱派勝利を受けて、キャメロン首相(保守党)が辞意を表明(今後3か月は首相職にとどまり、10月までに後任に引き継ぐ意向)
- 6/24
英国の離脱派勝利を受けて、世界各国で株価が暴落、株式市場から2兆1000億ドル(約215兆円)が消失
- 6/24
日経平均株価(225種)が約1年8か月ぶりの安値水準(終値は1286円33銭安の1万4952円02銭)
- 6/24
東京外国為替市場の円相場(対ドル)が一時、2年7か月ぶりに1ドル=99円台をつけた(17時時点で、1円38銭円高・ドル安の1ドル=103円05-10銭)
- 6/24
英国の離脱派勝利を受けて、格付け会社ムーディーズが、英国の長期債の格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ(格付けは「Aa1」に据え置き)
- 6/27
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、英国債の長期信用格付けを「トリプルA」から「AA」に2段階引き下げ(見通しはネガティブ)
- 6/27
格付け会社フィッチ・レーティングスが、英国の信用格付けを「AAプラス」から「AA」に1段階引き下げ(見通しはネガティブ)
- 6/27
中国人民銀行が人民元の基準値(対ドル)を5年半ぶりの元安水準に設定(約0.91%元安ドル高となる1ドル=6.6375元)
- 6/28
日本銀行が公開市場操作(オペレーション)を実施(市場に14億7500万ドル(約1500億円)を供給)
- 6/29
2015年度の国の税収(約56兆3000億円)が、7年ぶりに政府の見込みを下回る見通し
- 6/29
長期金利(新発10年物国債の利回り)が過去最低を更新(前日比0.010%低いマイナス0.240%まで低下)
- 6/30
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、EUの長期信用格付けを「AAプラス」から「AA」に引き下げ(見通しは「ネガティブ」から「安定的」に引き上げ)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
6/17
景気は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。(据え置き)
日銀の景気判断(経済・物価情勢の展望)
4/28
わが国の景気は、新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている。
金融市場調節方針
6/16
マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
基準貸付利率(旧公定歩合)を0.3%に据え置き
補完当座預金制度の適用利率を-0.1%に引き下げ(政策金利残高分、2/16~)
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場