2016年5月のレポート
主な出来事
- 5/2
日銀が金融政策の現状維持を決めたことから円高が進み、日経平均株価(225種)が一時、1万6000円台を割り込む(終値は518円67銭安の1万6147円38銭)
- 5/2
東京外国為替市場の円相場(対ドル)が約1年6か月ぶりの円高水準(17時時点で、2円00銭円高・ドル安の1ドル=106円39-41銭)
- 5/6
4月のマネタリーベース(資金供給量)の月末残高が過去最高を更新(386兆1882億円)
- 5/6
日経平均株価(225種)が6営業日連続で下落、一時1万6000円台を割り込む(終値は40円66銭安の1万6106円72銭)
- 5/10
米ホワイトハウスと日本政府は、オバマ大統領が伊勢志摩サミット後に、被爆地である広島を訪問(安倍首相が同行)すると発表
- 5/12
三菱自動車が日産自動車の傘下に(日産が三菱に2000億円超を出資、第三者割当増資で三菱の株式34%を取得する方向)
- 5/12
国連が2016年の世界経済の成長率予想を2.4%に下方修正(12月時点は2.9%)
- 5/16
茨城県北部で震度5弱の地震発生(マグニチュードは5.6)
- 5/16
ニューヨーク原油先物市場で、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の6月渡し価格が約6か月半ぶりの高値水準(終値は1バレル=47.72ドル)
- 5/18
4月の訪日外国人旅行者数は前年同月比18%増の208万1800人、4月の過去最高を更新
- 5/20
東京都の舛添要一知事が政治資金を私的流用した疑惑で会見、「第三者の公正な目で厳しく調査していただく」と繰り返す
- 5/20-21
仙台市で、先進7か国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(世界の経済成長に向けた財政出動、課税逃れ対策など)
- 5/25
日経平均株価(225種)が一時、300円超(終値は258円59銭高の1万6757円35銭)
- 5/25
改正銀行法が成立(フィンテック(金融とITを組み合わせたサービス)を促す)
- 5/26
改正資金決済法が成立(ビットコインなどの仮想通貨を規制)
- 5/26-27
主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)
- 5/28
安倍首相が、消費税率10%への引き上げを来年4月から2年半延期する方針を伝達
- 5/30
日経平均株価(225種)が約1か月ぶりに1万7000円台を回復(終値は233円18銭高の1万7068円02銭)
- 5/30
中国人民銀行が人民元の基準値(対ドル)を5年3か月ぶりの元安水準に設定(約0.45%元安ドル高となる1ドル=6.5784元)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
5/23
景気は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。(据え置き)
日銀の景気判断(経済・物価情勢の展望)
4/28
わが国の景気は、新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている。
金融市場調節方針
4/28
マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
基準貸付利率(旧公定歩合)を0.3%に据え置き
補完当座預金制度の適用利率を-0.1%に引き下げ(政策金利残高分、2/16~)
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場