2016年1月のレポート
主な出来事
- 1/1
共通番号(マイナンバー)制度が運用開始
- 1/1
2015年の日本人の出生数が5年ぶりに増加、前年比4000人増の100万8000人に(人口動態統計年間推計、厚生労働省まとめ)
- 1/3
サウジアラビアのジュベイル外相が、イランとの国交を断絶すると発表
- 1/4
中国経済の先行き懸念から、日経平均株価(225種)の下げ幅が一時600円超(終値は582円73銭安の1万8450円98銭)
- 1/4
中国株式市場で、導入されたばかりのサーキットブレーカー制度が発動、大引けまで取引停止(CSI300指数が7%下落したため)
- 1/4
世界経済の先行き懸念から円買いが進み、東京外国為替市場の円相場(対ドル)が約2か月ぶりの円高水準(17時時点で、1円44銭円高・ドル安の1ドル=118円97-99銭)
- 1/4
インド北東部マニプール州でマグニチュード(M)6・7の地震発生
- 1/4
12月のマネタリーベース(資金供給量)の平均残高が過去最高を更新(前年比29.5%増の346兆3793億円)、月末残高も過去最高を更新(356兆1336億円)
- 1/6
北朝鮮が「初の水素爆弾(水爆)実験を成功させた」と発表
- 1/6
世界銀行が経済見通しを公表、2016年の世界経済成長率見通しは2.9%(2015年6月時点の予想は3.3%)、米国は2.7%(同2.8%)、ユーロ圏は1.7%(同1.8%)、日本は1.3%(同1.7%)、中国は6.7%(同7.0%)、ロシアは-0.7%(同0.7%)、ブラジルは-2.5%(同1.1%)、南アフリカは1.4%(同2.1%)
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中国株式市場でサーキットブレーカー制度が発動、大引けまで取引停止(取引開始30分でCSI300指数が7%下落、上海総合株価指数も7%下落)
- 1/7
中国経済の減速、北朝鮮の核実験、円高などから、日経平均株価(225種)の終値が約3か月ぶりの安値水準(終値は423円98銭安の1万7767円34銭)
- 1/7
世界経済の先行き懸念から円買いが進み、東京外国為替市場の円相場(対ドル)が約11か月ぶりの円高水準(17時時点で、72円高・ドル安の1ドル=118円01-03銭)
- 1/7
世界経済の先行き懸念から、ニューヨーク原油市場で、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の先物価格が約12年ぶりの安値(一時、1バレル=32.10ドルまで値下がり、終値は1バレル=33.27ドル)
- 1/7
中国の上海・深センの両証券取引所が、サーキットブレーカー制度を8日から停止すると発表
- 1/8
日経平均株価(225種)の終値が、初めて年初から5営業日続落(終値は69円38銭安の1万7697円96銭)
- 1/11
青森県三八上北地方で震度5弱の地震発生、マグニチュード(M)は4・5
- 1/11
上海株式市場で、上海総合指数の終値が約4か月ぶりの安値(前週末比5.33%低の3016.70ポイント)
- 1/12
英国・北アイルランドの新首相にアーリーン・フォスター氏が就任(初の女性首相)
- 1/12
日経平均株価(225種)の終値が一時500円超安、6営業日続落して約3か月ぶりの安値(終値は479円00銭安の1万7218円96銭)
- 1/14
日経平均株価(225種)の終値が一時1万7000円を割り込む(終値は474円68銭安の1万7240円95銭)
- 1/14
日本の長期金利が過去最低を更新(前日比0.015%低い0.190%)
- 1/14
世界保健機関(WHO)が西アフリカのエボラ出血熱感染の終息を宣言(約2年間で1万1300人死亡)
- 1/15
日経平均株価(225種)の終値が約3か月半ぶりの安値(終値は93円84銭安の1万7147円11銭)
- 1/16
台湾総統選で、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席が勝利、8年ぶりに政権奪還(台湾史上初の女性総統)
- 1/16
米欧がイラン制裁解除を宣言(イランのザリフ外相と欧州連合のモゲリーニ外交安全保障上級代表がウィーンで共同声明を発表)
- 1/16
米英仏独露中の6か国が、対イラン制裁解除を発表(イランの原油輸出は解禁へ)
- 1/16
中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の開業式典が北京で開かれた(創設メンバー57か国、資本金1000億ドル)
- 1/18
日経平均株価(225種)の終値が1万7000円を割り込む(終値は191円54銭安の1万6955円57銭)
- 1/19
12月の訪日外国人旅行者数は前年同月比43.4%増の177万3100人
- 1/19
2015年の訪日外国人観光客数が過去最高を更新(前年比47.1%増の1973万7400人)、消費額も過去最高を更新(前年比71%増の3兆4771億円)
- 1/19
中国国家統計局が2015年の実質GDP速報値を発表、前年比6.9%増で25年ぶりの低成長
- 1/19
国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを発表(2016年の世界成長率予想は3.4%(10月予想は3.6%)、2017年の世界成長率予想は3.6%(10月予想は3.8%)
- 1/19
国際労働機関(IOL)が、2016年版「世界の雇用および社会の見通し」を発表、2017年の世界の失業率は5.7%で、失業者数は2億人を突破すると予想
- 1/20
原油安や円高の懸念から、日経平均株価(225種)の終値が今年最大の下げ幅、約1年3か月ぶりの安値(終値は632円18銭安の1万6416円19銭)
- 1/20
ロシア通貨ルーブルが過去最安値、一時1ドル=81ルーブル台に下落(原油価格の急落や、ウクライナ危機に伴う欧米の経済制裁の影響)
- 1/21
ロシア通貨ルーブルが過去最安値を更新、一時1ドル=85ルーブル台に下落
- 1/21
日経平均株価(225種)の終値が続落(終値は398円93銭安の1万6017円26銭)
- 1/22
日経平均株価(225種)の終値が、欧州中央銀行(ECB)が追加緩和を示唆したことなどから3日ぶりの上昇(終値は941円27銭高の1万6958円53銭)
- 1/22
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ギリシャの格付けを「CCC+」から「B-」に引き上げ(見通しは「安定的」)
- 1/23
米東部で過去最大規模の大雪、11の州(首都ワシントン、ニューヨークなど)が非常事態を宣言
- 1/24
日本付近で強烈な寒波(台湾は寒波の影響で23~25日に65人死亡)
- 1/26
日経平均株価(225種)の終値が、原油安や中国株などの下落から、一時420円超安(終値は402円01銭安の1万6708円90銭)
- 1/27
日経平均株価(225種)の終値が、原油価格の上昇から、一時530円超(終値は455円02銭高の1万7163円92銭)
- 1/27
米連邦準備制度理事会(FRB)がフェデラルファンド(FF)金利を0.25~0.5%に据え置き
- 1/28
甘利経済再生相が違法献金疑惑で辞任を表明(後任は石原伸晃元幹事長)
- 1/29
日本銀行が金融政策決定会合で、追加の金融緩和策として、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入
- 1/29
日経平均株価(225種)の終値が、日銀がマイナス金利の導入を決めたことで急伸(終値は476円85銭高の1万7518円30銭)
- 1/29
長期金利(新発10年物国債の利回り)が0.1%を初めて下回り、一時0.090%に低下
- 1/30
日本で働く外国人労働者が3年連続で過去最多(2015年10月時点で、前年同期比15.3%増の90万7896人。厚生労働省調べ)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
1/20
景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。(据え置き)
日銀の景気判断(経済・物価情勢の展望)
1/29
わが国の景気は、輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けている。
金融市場調節方針
1/29
マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
基準貸付利率(旧公定歩合)を0.3%に据え置き
補完当座預金制度の適用利率を0.1%に据え置き
追加の金融緩和策として、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場