2015年8月のレポート
主な出来事
- 8/1
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の取引所を運営していた「マウントゴックス社」のマルク・カルプレス社長が、データを改ざんして自分名義の口座残高を水増しした疑いで逮捕
- 8/3
米自治領プエルトリコがデフォルト(債務不履行)、債務総額は700億ドル(約8兆6800億円)超
- 8/3
ギリシャのアテネ証券取引所が株式取引を5週間ぶりに再開(アテネ総合指数は16.2%安の668)
- 8/3
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、欧州連合(EU)の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ(格付けは「AA+」を維持)
- 8/4
7月のマネタリーベース(資金供給量)が12か月連続で過去最高を更新(月末残高は325兆7375億円、平均残高は322兆8211億円)
- 8/6
新スエズ運河が完成、拡張工事で一部双方向通航が可能となり、南行きの所要時間が18時間から11時間に短縮
- 8/6
ニューヨーク株式市場でダウ工業株平均が6営業日連続で下落し、半年ぶりの安値(終値は1万7419.75ドル)
- 8/6
広島の平和記念公園で平和記念式典(70回目の原爆忌)
- 8/9
長崎の平和公園で平和祈念式典(70回目の原爆の日)
- 8/10
2015年上半期(1~6月)の経常黒字は8兆1835億円で、日本の稼ぐ力の回復を示す(2014年上半期は経常赤字4977億円)
- 8/10
九州電力が「川内せんだい原子力発電所1号機」を11日に再稼働させると発表
- 8/10
6月末時点の国の借金(国債、借入金、政府短期証券の合計)が過去最大(1057兆2235億円)
- 8/10
日経平均株価(225種)の終値が約3週間ぶりに2万0800円台を回復(終値は2万0808円69銭)
- 8/10
東証株価指数(TOPIX)の終値が高値を更新(終値は1691.29)
- 8/10
全国のレギュラーガソリンの平均価格が5週連続で値下がりし、3か月ぶりに140円台(1リットルあたり140.0円)
- 8/10
ロシアが「クリル発展計画」を発表(北方領土の人口を増やす目標)
- 8/11
川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)が再稼働(「稼働原発ゼロ」は2年で終了)
- 8/11
7月のマネーストックが4か月連続で過去最高を更新(前年同月比3.3%増の1228兆4000億円)
- 8/11
住友生命保険が、米生命保険グループのシメトラ・フィナンシャルの買収手続きを開始すると発表
- 8/11
ギリシャの金融支援プログラムの規模が、820億~860億ユーロ(940億ドル)になる見通し
- 8/11
中国人民銀行(中央銀行)が、人民元を切り下げて安値水準に誘導
- 8/11
中国人民銀行(中央銀行)が、毎朝提示する対ドル為替レートの基準値の計算方法を変更すると発表(前日の終値を参考に値付け)
- 8/11
中国上海外為市場で、人民元のスポット相場が対ドルで前日比1.8%安となり、過去最大の下落(終値は1ドル=6.3231元)
- 8/11
中国の人民元切り下げで、世界的な株安、ドル高が進行
- 8/12
中国人民銀行(中央銀行)が、人民元を2日連続で切り下げ、安値水準に誘導(前日の基準値(1ドル=6.2298元)より1.61%元安・ドル高の1ドル=6.3306元)
- 8/12
中国人民銀行(中央銀行)が、今後も人民元を切り下げていく方針
- 8/12
日経平均株価(225種)の終値が一時400円超下落(終値は2万0392円77銭)
- 8/12
中国天津市の危険化学物質の倉庫で火災、爆発が発生(死者114人、行方不明者69人)
- 8/13
中国人民銀行(中央銀行)が、人民元の対ドル為替レートの基準値を3日連続で切り下げ、安値水準に誘導(前日の基準値(1ドル=6.3306元)より1.11%元安・ドル高の1ドル=6.4010元)
- 8/13
中国人民銀行が、外国為替市場での定期的な為替介入をすでに中止したと表明(極端な変動の場合には、効果的に管理する方針)
- 8/14
中国人民銀行(中央銀行)が、人民元の対ドル為替レートの基準値をわずかに切り上げ(前日の基準値(1ドル=6.4010元)より0.05%元高・ドル安の1ドル=6.3975元)
- 8/14
中国の銀行(中国人民銀行と商業銀行)の7月の外貨取引が過去最大規模の売り越し(2491億元(約389億ドル)相当の資金が流出)
- 8/14
欧州連合(EU)の臨時財務相会合で、ギリシャへの新たな金融支援策を正式決定(3年間で最大860億ユーロ(約11兆9000億円)を支援)
- 8/14
臨時閣議で戦後70年の安倍首相談話を閣議決定、首相官邸で談話を発表
- 8/15
終戦70年、政府が全国戦没者追悼式を開催(天皇、皇后両陛下、安倍首相、遺族ら6500人が参列)
- 8/15
鹿児島の桜島の噴火警戒レベルを4(避難準備)に引き上げ
- 8/15
エクアドルのコトパクシ山が約140年ぶりに噴火
- 8/17
タイの首都バンコクの繁華街で爆発(20人死亡、約125人負傷)
- 8/17
ニューヨーク原油市場で、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の先物価格が約6年5か月ぶりの安値(1バレル=41.87ドル)
- 8/18
格付け会社フィッチ・レーティングスが、ギリシャの長期格付けを「CC」から「CCC」に引き上げ
- 8/18
上海株式市場(上海総合指数)が大幅下落(終値は6.15%低の3748.16ポイント)
- 8/19
7月の訪日外国人旅行者数が、7月として過去最高を更新(前年同月比51%増の191万人)
- 8/19
1-7月の訪日外国人旅行者数が、1000万人の大台を突破(前年同期比47%増の1105万人)
- 8/19
全国のレギュラーガソリンの平均価格が6週連続で値下がり、約4か月ぶりに140円を下回る(8月17日時点で、1リットルあたり138.2円)
- 8/19
種子島宇宙センターから、国産大型ロケット「H2B」5号機が打ち上げ成功(「こうのとり」5号機搭載)
- 8/20
欧州安定メカニズム(ESM)が、最大860億ユーロのギリシャ支援を承認
- 8/20
欧州安定メカニズム(ESM)が、ギリシャ支援の第1回支払いを実施(金額は130億ユーロ)
- 8/20
上海株式市場(上海総合指数)が大幅下落(終値は3.42%低の3664.29ポイント)
- 8/20
ギリシャのチプラス首相が辞任を表明
- 8/21
鹿児島の桜島でごく小規模な噴火
- 8/21
日経平均株価(225種)の終値が、世界経済への懸念で約3か月ぶりの安値(終値は1万9435円83銭)
- 8/21
ニューヨーク株式市場でダウ工業株平均の終値が中国の景気減速への懸念で大幅下落(終値は前日比530.94ドル安の1万6459.75ドル)
- 8/23
鹿児島の桜島でごく小規模な噴火(4回)
- 8/24
日経平均株価(225種)の終値が、2013年5月23日のバーナンキ・ショック以来の下げ幅(終値は895円安15銭安の1万8540円68銭)
- 8/24
上海株式市場(上海総合指数)の午前の終値が大幅下落(8.45%低の3211.20ポイント)
- 8/24
日経平均株価(225種)の終値が、約半年ぶりの安値(終値は895円15銭安の1万8540円68銭)
- 8/24
米国株式市場の主要3指数(ダウ工業株30種、ナスダック総合指数、S&P総合500種)が約4%下落
- 8/25
日経平均株価(225種)の終値が、約6か月半ぶりの安値(終値は733円98銭安の1万7806円70銭)
- 8/25
上海株式市場(上海総合指数)の終値が2014年12月以来の安値(7.63%低の2964.97ポイント)
- 8/25
中国人民銀行(中央銀行)が追加の金融緩和策を発表(貸出基準金利は4.85%→4.60%、預金基準金利は2.00%→1.75%、金融機関の預金準備率は0.5%引き下げ)
- 8/26
日本生命が三井生命の買収交渉に入ったことが明らかに
- 8/26
政府が8月の月例経済報告で、世界経済の基調判断を3年ぶりに下方修正(「一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復している」→「アジア新興国等において弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復している」)
- 8/27
上海株式市場(上海総合指数)の終値が急反発、6営業日ぶりに上昇(5.34%高の3083.59ポイント)
- 8/27
ギリシャで初の女性首相が誕生、暫定首相にバシリキ・タヌー最高裁長官を指名
- 8/28
日経平均株価(225種)の終値が、5営業日ぶりに1万9000円台を回復(終値は561円88銭高の1万9136円32銭)
- 8/28
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが2016年の世界経済の成長率予想を下方修正(10日前3.0%→2.8%)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
8/26
景気は、このところ改善テンポにばらつきもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。(据え置き)
日銀の景気判断(金融経済月報)
8/10
わが国の景気は、緩やかな回復を続けている。(据え置き)
金融市場調節方針
8/7
マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
基準貸付利率(旧公定歩合)を0.3%に据え置き
補完当座預金制度の適用利率を0.1%に据え置き
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場