2014年10月のレポート
主な出来事
- 10/1
東京外国為替市場の円相場が一時、1ドル=110円10銭程度まで円安進行(約6年1か月ぶり)
- 10/2
9月のマネタリーベース(資金供給量)が過去最高を更新(月末残高252兆5845億円、平均残高245兆8169億円)
- 10/5
政府が「グルジア」(旧ソ連諸国)の国名表記を「ジョージア」に変更する方針(国連加盟193か国中、約170か国は「ジョージア」を使用)
- 10/6
リクルートホールディングスが東京証券取引所1部に新規株式上場を発表(売り出し価格は1株3100円、時価総額は今年最大の1兆7794億円)
- 10/7
H2Aロケット25号機(新型気象衛星「ひまわり8号」搭載)を打ち上げ(種子島宇宙センター)
- 10/7
伊自動車大手フィアットが今月12日付で米クライスラーと統合し、「フィアット・クライスラー・オートモービルズ」とすると発表
- 10/7
スウェーデン王立科学アカデミーが2014年のノーベル物理学賞を日本人研究者3人に贈ると発表(青色発光ダイオード(LED)を開発した名城大学の赤崎勇教授、名古屋大学の天野浩教授、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授)
- 10/7
国際通貨基金(IMF)が2014年の日本の経済成長率見通しを0.9%に下方修正(7月公表時は1.6%)、来年10月予定の消費増税は予定通り実施するべきとの見解
- 10/7
国際通貨基金(IMF)が2014年の世界の経済成長率見通しを3.3%に下方修正(7月公表時は3.4%)、2015年は3.8%に下方修正(同4.0%)
- 10/10
日経平均株価(225種)の終値が、約2か月ぶりの安値(終値は1万5300円55銭)
- 10/10
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が米ワシントンで閉幕(インフラ投資促進で合意、欧州経済の悪化が議題に)
- 10/10
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、フィンランドの格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げ(見通しは「安定的」)
- 10/10
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、フランスの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ(格付けは「(長期)AA/(短期)A-1プラス」に据え置き)
- 10/14
日経平均株価(225種)の終値が、約2か月ぶりに1万5000円を下回る(終値は1万4936円51銭)
- 10/16
日経平均株価(225種)の終値が、約4か月半ぶりの安値(終値は1万4738円38銭)
- 10/16
リクルートホールディングスの新規株式公開(IPO)の初値は3170円(公募・売り出し価格は1株3100円、時価総額は今年最大の1兆8195億円)
- 10/16
ニューヨーク株式市場でダウ工業株平均の終値が6日連続で下落(終値は1万6117.24ドル)
- 10/17
日経平均株価(225種)の終値が、約5か月ぶりの安値(終値は1万4532円51銭)
- 10/20
インドネシアで大統領就任宣誓式(ジョコ・ウィドド前ジャカルタ特別州知事)
- 10/20
小渕経産相が政治資金問題で辞表を提出(後任は宮沢洋一参院議員)
- 10/20
松島みどり法相が「うちわ」配布問題で辞表を提出(後任は上川陽子元少子化相)
- 10/20
世界保健機関(WHO)が、ナイジェリアのエボラ出血熱の流行を終息宣言
- 10/23
短期国債の入札で買い注文が殺到、初のマイナス金利に(年率換算でマイナス0.0037%)
- 10/24
中国が設立を提唱する「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の設立覚書に21か国が署名(韓国、オーストラリア、インドネシアは署名見送り)
- 10/26
欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の主要銀行130行の資産査定と健全性審査(ストレステスト)の結果を発表(25行が不合格)
- 10/28
ニューヨーク株式市場でダウ工業株平均の終値が、約1か月ぶりに1万7千ドル台回復(終値は1万7005.75ドル)
- 10/29
FRBが量的緩和策の第三弾(QE3)の10月終了を決定、ゼロ金利政策は「相当な期間」継続する方針をあらためて表明
- 10/31
西アフリカ・ブルキナファソで、27年間政権を続けたコンパオレ大統領が辞任を発表(30日に軍が事実上のクーデター)
- 10/31
日銀が追加緩和策を発表、世の中に出回るお金の量(マネタリーベース)を10~20兆円増やし、年間約80兆円に拡大
- 10/31
日経平均株価(225種)の終値が、日銀の追加緩和で7年ぶりの高値(終値は1万6413円76銭)
- 10/31
東京外国為替市場の円相場が、約6年9か月ぶりに1ドル=111円台の安値(17時時点で1ドル=111円22~23銭)
- 10/31
ニューヨーク株式市場でダウ工業株平均の終値が最高値を更新(終値は1万7390.52ドル)
- 10/31
ナスダック総合指数の終値が14年7か月ぶりの高値(終値は4630.74)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
10/21
景気は、このところ弱さがみられるが、緩やかな回復基調が続いている。(下方修正)
日銀の景気判断(金融経済月報)
10/8
わが国の景気は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動などの影響から生産面を中心に弱めの動きがみられているが、基調的には緩やかな回復を続けている。(据え置き)
金融市場調節方針
10/31
マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
基準貸付利率(旧公定歩合)を0.3%に据え置き
補完当座預金制度の適用利率を0.1%に据え置き
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場