2014年5月のレポート
主な出来事
- 5/2
4月末のマネタリーベース(資金供給量、月中平均)が過去最高を更新(225兆5347億円)
- 5/6
経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを発表(2014年の実質GDP成長率は、日本が1.2%(昨年11月の前回予想は1.5%)、米国が2.6%(同2.9%)、中国が7.4%(同8.2%)、世界全体では3.4%(同3.6%))
- 5/7
タイのインラック首相が失職(タイ憲法裁判所が、2011年の政府高官の更迭について違憲判決を下したため)
- 5/8
欧州中央銀行(ECB)が政策金利を0.25%で据え置き(量的緩和政策の導入は見送り)
- 5/9
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ポルトガルの格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げ(格付けは「BB」に据え置き)
- 5/9
格付け会社ムーディーズが、ポルトガルの格付けを「Ba3」から「Ba2」に引き上げ
- 5/9
2013年度末の国の借金(国債、借入金、政府短期証券の合計)が過去最大の1024兆9568億円(前年度末比33兆3557億円増)、国民1人当たりの借金は約806万円
- 5/9
日銀が、新日銀ネット(次世代の資金決済システム)を2015年10月13日に全面稼動すると発表
- 5/9
ニューヨーク株式市場でダウ工業株平均の終値が最高値を更新(終値は1万6583.34ドル)
- 5/12
2013年度の経常収支黒字額が3年連続で減少(前年度比81.3%減の7899億円で、1985年度以降最少)
- 5/12
環太平洋経済連携協定(TPP)首席交渉官会合がベトナム・ホーチミンで開催
- 5/15
安倍首相が、集団的自衛権行使の限定容認に向けて、検討していくことを表明
- 5/17
日中韓投資協定が発効(日本、中国、韓国3カ国間の外国企業による投資活動を促進)
- 5/19
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合がシンガポールで開幕
- 5/21
4月の貿易収支は8089億円の赤字(22ヶ月連続の赤字)
- 5/22
タイで陸軍司令官がクーデターを宣言(軍が国家の全権を掌握)
- 5/27
2013年末の対外資産・負債残高が過去最高を更新(前年末比9.7%増の325兆0070億円)
- 5/30
国際通貨基金(IMF)が、日本の消費税率について、来年10月に予定通り10%に引き上げ、さらに最低でも15%まで段階的に引き上げるよう要求
- 5/30
ニューヨーク株式市場でダウ工業株平均の終値が最高値を更新(終値は1万6717.17ドル)
- 5/30
内閣府が、第15循環の「景気の谷」を2012年11月と暫定的に判定(2012年5月から始まった景気後退局面は7ヶ月)
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
5/23
景気は、緩やかな回復基調が続いているが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きもみられる。(据え置き)
日銀の景気判断(金融経済月報)
5/22
わが国の景気は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられているが、基調的には緩やかな回復を続けている。(据え置き)
金融市場調節方針
5/21
マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
基準貸付利率(旧公定歩合)を0.3%に据え置き
補完当座預金制度の適用利率を0.1%に据え置き
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場