2013年4月のレポート
主な出来事
- 4/2
ニューヨーク市場でダウ工業株平均の終値が過去最高値を更新(終値は1万4662.01ドル)
- 4/4
日銀が「量的・質的金融緩和」を導入(金融市場調節の操作目標をこれまでの無担保コールレート(オーバーナイト物)からマネタリーベースに変更することを決定。マネタリーベース、長期国債、ETFの保有額を2年間で2倍に拡大し、2%のインフレ目標を達成して、デフレ脱却を目指す)
- 4/4
長期金利(新発10年物国債の流通利回り)が一時0.425%に低下し、過去最低を更新(約9年10か月ぶり)
- 4/5
東京証券取引所が、国債先物相場の急落で「サーキットブレーカー」を発動(取引を一時的に停止する制度で、発動は2008年10月14日以来)
- 4/5
日経平均株価(225種)の終値が約4年7か月ぶりの高値(終値は1万2833円64銭)
- 4/5
東京株式市場で、東証1部の売買高が過去最高を更新(約64億4900万株となり、東日本大震災直後の2011年3月15日の売買高(約57億7700万株)を超えた)
- 4/8
日経平均株価(225種)の終値が、約4年7か月ぶりに1万3000円台を回復(終値は1万3192円59銭)
- 4/8
東証株価指数(TOPIX)が一時、約4年半ぶりに1100を上回った(終値は1101.74)
- 4/8
「鉄の女」の異名を持つマーガレット・サッチャー英元首相が死去
- 4/9
日経平均株価(225種)が一時、約4年8か月ぶりに1万3300円台を回復(終値は1万3192円35銭)
- 4/9
長期プライムレート(企業向け最優遇貸出金利)を1年7か月ぶりに引き上げ(年1.15%→年1.20%)
- 4/9
格付け会社フィッチ・レーティングスが中国の長期自国通貨建て格付けを「AAマイナス」から「Aプラス」に引き下げ
- 4/10
日経平均株価(225種)の終値が、約4年8か月ぶりに1万3200円台を上回った(終値は1万3288円13銭)
- 4/10
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、キプロスのソブリン格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げ(格付けは「CCC」)
- 4/11
日経平均株価(225種)の終値が、約4年9か月ぶりに1万3500円台を上回った(終値は1万3549円16銭)
- 4/12
ニューヨーク市場でダウ工業株平均の終値が過去最高値を更新(終値は1万4865.14ドル)
- 4/13
兵庫・淡路で震度6弱の地震発生。マグニチュード(M)は6.0
- 4/15
ボストン・マラソンの爆発事件を受け、ニューヨーク市場でダウ工業株平均の終値が今年最大の下落幅(前週末比265.86ドル安の1万4599.20ドル)
- 4/16
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが中国の国債格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」に引き下げ(格付けは「Aa3」)
- 4/16
国際通貨基金(IMF)が2013年の世界成長率見通しを3.3%に下方修正(1月の前回見通しは3.5%)、日本は1.6%に上方修正(1月の前回見通しは1.2%)
- 4/19
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が米ワシントンで開幕(麻生副総理・財務相と日銀の黒田東彦総裁が出席)
- 4/19
環太平洋経済連携協定(TPP)、日本の参加交渉を全11か国が承認
- 4/20
中国の四川省雅安市蘆山県でマグニチュード(M)7.0の地震発生
- 4/20
アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合がインドネシアで開幕(貿易投資の自由化、社会基盤整備の促進など)
- 4/24
日経平均株価(225種)の終値が、約4年10か月ぶりに1万3800円台を回復(終値は1万3843円46銭)
- 4/25
日経平均株価(225種)の終値が、約4年10か月ぶりに1万3900円台を回復(終値は1万3926円08銭)
- 4/26
日銀が金融政策決定会合で物価見通しを上方修正(2013年度の平均物価上昇率は0.7%、2014年度は1.4%、2015年度は1.9%)
- 4/28
イタリア、レッタ政権が発足
景気判断
政府の景気判断(月例経済報告)
4/12
景気は、一部に弱さが残るものの、このところ持ち直しの動きがみられる。(据え置き)
日銀の景気判断(金融経済月報)
4/5
わが国の景気は、下げ止まっており、持ち直しに向かう動きもみられている。(上方修正)
金融市場調節方針
4/4
「量的・質的金融緩和」を導入
金融市場調節の操作目標をこれまでの無担保コールレート(オーバーナイト物)からマネタリーベースに変更することを決定(マネタリーベース、長期国債、ETFの保有額を2年間で2倍に拡大し、2%のインフレ目標を達成して、デフレ脱却を目指す)
4/26
マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
基準貸付利率(旧公定歩合)を0.3%に据え置き
補完当座預金制度の適用利率を0.1%に据え置き
日経平均株価(225種)
東証株価指数(TOPIX)
NYダウ
円相場(1ドル=円) 東京市場
円相場(1ドル=円) NY市場
円相場(1ユーロ=円) 東京市場