一般教養雑学集 国語講座 第9回 昭和以降の文学
昭和以降の文学(作者や特徴など)をまとめて掲載しています。参考にしてください。
昭和以降の文学
安部公房(あべこうぼう)
1951年「壁」、「砂の女」。
石原慎太郎(いしはらしんたろう)
1955年「太陽の季節」。
池田満寿夫(いけだますお)
1977年「エーゲ海に捧ぐ」。
池波正太郎(いけなみしょうたろう)
1960年「錯乱」、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」、「真田太平記」。
五木寛之(いつきひろゆき)
1966年「蒼ざめた馬を見よ」。
伊東静雄(いとうしずお)
「わがひとに与ふる哀歌」。
井上ひさし(いのうえひさし)
1972年「手鎖心中」。
井上靖(いのうえやすし)
「氷壁(ひょうへき)」、「天平の甍(てんぴょうのいらか)」、「敦煌(とんこう)」、1949年「闘牛」。
井伏鱒二(いぶせますじ)
1937年「ジョン萬次郎漂流記」、1965年「黒い雨」、「山椒魚(さんしょううお)」、「屋根の上のサワン」。
梅崎春生(うめざきはるお)
「桜島」。1954年「ボロ家の春秋」。
遠藤周作(えんどうしゅうさく)
1955年「白い人」、「海と毒薬」、「沈黙」。
大江健三郎(おおえけんざぶろう)
ノーベル賞受賞者。1958年「飼育」、「個人的な体験」、「死者の奢り(おごり)」、「万延元年(まんえんがんねん)のフットボール」。
大岡昇平(おおおかしょうへい)
「俘虜記(ふりょき)」、「野火(のび)」、「武蔵野夫人」。
荻野アンナ(おぎのあんな)
1991年「背負い水」。
織田作之助(おださくのすけ)
「夫婦善哉(めおとぜんざい)」。
開高健(かいこうたけし)
1957年「裸の王様」、「パニック」。
金原ひとみ(かねはらひとみ)
2003年「蛇にピアス」。
川端康成(かわばたやすなり)
ノーベル賞受賞者。1926年「伊豆の踊り子」、1937年「雪国」、1949年「山の音」、「禽獣(きんじゅう)」、「千羽鶴」。
北杜夫(きたもりお)
1960年「夜と霧の隅で」。
草野心平(くさのしんぺい)
「蛙(かえる)」。
小林多喜ニ(こばやしたきじ)
1929年「蟹工船」。
小林秀雄(こばやしひでお)
1942年「無常といふ事」、「様々なる意匠(いしょう)」、「考へるヒント」、「本居宣長」。
坂口安吾(さかぐちあんご)
「白痴」、「堕落論」、「日本文化私観」。
佐藤愛子(さとうあいこ)
1969年「戦いすんで日が暮れて」。
椎名麟三(しいなりんぞう)
「深夜の酒宴」、「永遠なる序章」。
司馬遼太郎(しばりょうたろう)
1959年「梟の城」、「竜馬がゆく」、「国盗り物語」。
武田泰淳(たけだたいじゅん)
「ひかりごけ」、「風媒花(ふうばいか)」。
立原道造(たちはらみちぞう)
「萓草(わすれぐさ)に寄す」。
田辺聖子(たなべせいこ)
1963年「感傷旅行センチメンタル・ジャーニィ」。
俵万智(たわらまち)
「サラダ記念日」(短歌)。
太宰治(だざいおさむ)
1947年「斜陽」、1948年「人間失格」、「晩年」、「道化(どうけ)の華」、「富嶽(ふがく)百景」、「走れメロス」。
辻仁成(つじひとなり)
1996年「海峡の光」。
徳永直(とくながすなお)
1929年「太陽のない街」。
中島敦(なかじまあつし)
1942年「山月記」、「李陵(りりょう)」。
中野重治(なかのしげはる)
「歌のわかれ」。
中原中也(なかはらちゅうや)
「山羊の歌」(詩集)、「在りし日の歌」。
西脇順三郎(にしわきじゅんざぶろう)
「あむばるわりあ」。
野坂昭如(のさかあきゆき)
1967年「火垂るの墓」。
野間宏(のまひろし)
「暗い絵」、「真空地帯」。
葉山嘉樹(はやまよしき)
「海に生くる人々」。
平岩弓枝(ひらいわゆみえ)
1959年「鏨師」、「御宿かわせみ」。
藤沢周平(ふじさわしゅうへい)
1973年「暗殺の年輪」、「たそがれ清兵衛」、「蝉しぐれ 」。
堀田善衛(ほったよしえ)
1951年「広場の孤独」。
堀辰雄(ほりたつお)
「風立ちぬ」、「聖家族」、「美しい村」、「かげろふの日記」。
松本清張(まつもとせいちょう)
1952年「或る「小倉日記」伝」。「点と線」、「ゼロの焦点」、「砂の器」。
三島由紀夫(みしまゆきお)
1949年「仮面の告白」、1956年「金閣寺」、「潮騒」、「豊饒(ほうじょう)の海」。
水上勉(みずかみつとむ)
1961年「雁の寺」。
宮本輝(みやもとてる)
1977年「螢川」。
宮本百合子(みやもとゆりこ)
「伸子」、「播州平野(ばんしゅうへいや)」。
三好達治(みよしたつじ)
1929年「測量船」、「甃(いし)の上」(詩)。
村上春樹(むらかみはるき)
「風の歌を聴け」、「ノルウェイの森」。
村上龍(むらかみりゅう)
1976年「限りなく透明に近いブルー」、「コインロッカー・ベイビーズ」。
安岡章太郎(やすおかしょうたろう)
1953年「悪い仲間」。
柳美里(ゆうみり)
1996年「家族シネマ」。
横光利一(よこみつりいち)
「日輪(にちりん)」、「春は馬車に乗って」、「機械」、「旅愁」、「純粋小説論」。
吉川英治(よしかわえいじ)
1953年「新平家物語」、「宮本武蔵」、「太閤記」。
吉本隆明(よしもとたかあき)
「共同幻想論」。
吉本ばなな(よしもとばなな)
「キッチン」、「TSUGUMI(つぐみ)」。
吉行淳之介(よしゆきじゅんのすけ)
1954年「驟雨(しゅうう)」、「夕暮れまで」。
綿矢りさ(わたやりさ)
2003年「蹴りたい背中」。
練習問題と解答(1)
- 「黒い雨」、「山椒魚」の作者は誰か。
(1)井上靖 (2)井伏鱒二
- 「飼育」、「個人的な体験」を書いたノーベル賞受賞者は誰か。
(1)川端康成 (2)大江健三郎
- 「金閣寺」の作者は誰か。
(1)三島由紀夫 (2)安岡章太郎
- 「サラダ記念日」の作者は誰か。
(1)佐藤愛子 (2)俵万智
- 「測量船」の作者は誰か。
(1)三好達治 (2)大岡昇平
- 「斜陽」、「人間失格」、「走れメロス」の作者は誰か。
(1)太宰治 (2)宮沢賢治
- 「ノルウェイの森」の作者は誰か。
(1)村上龍 (2)村上春樹
- 「伊豆の踊り子」、「雪国」を書いたノーベル賞受賞者は誰か。
(1)川端康成 (2)夏目漱石
- 「蟹工船」の作者は誰か。
(1)小林秀雄 (2)小林多喜ニ
- 「限りなく透明に近いブルー」の作者は誰か。
(1)村上龍 (2)村上春樹
(答え)(2)井伏鱒二
(答え)(2)大江健三郎
(答え)(1)三島由紀夫
(答え)(2)俵万智
(答え)(1)三好達治
(答え)(1)太宰治
(答え)(2)村上春樹
(答え)(1)川端康成
(答え)(2)小林多喜ニ
(答え)(1)村上龍
練習問題と解答(2)
- 「蛇にピアス」の作者は誰か。
(1)金原ひとみ (2)宮本百合子
- 「暗殺の年輪」、「たそがれ清兵衛」の作者は誰か。
(1)池波正太郎 (2)藤沢周平
- 「小倉日記」伝」。「点と線」の作者は誰か。
(1)川端康成 (2)松本清張
- 「太陽の季節」の作者は誰か。
(1)石原慎太郎 (2)村上春樹
- 「裸の王様」、「パニック」の作者は誰か。
(1)開高健 (2)北杜夫
- 「エーゲ海に捧ぐ」の作者は誰か。
(1)坂口安吾 (2)池田満寿夫
- 「錯乱」、「鬼平犯科帳」の作者は誰か。
(1)平岩弓枝 (2)池波正太郎
- 「感傷旅行センチメンタル・ジャーニィ」の作者は誰か。
(1)田辺聖子 (2)柳美里
- 「火垂るの墓」の作者は誰か。
(1)野坂昭如 (2)村上春樹
- 「戦いすんで日が暮れて」の作者は誰か。
(1)荻野アンナ (2)佐藤愛子
(答え)(1)金原ひとみ
(答え)(2)藤沢周平
(答え)(2)松本清張
(答え(1)石原慎太郎)
(答え)(1)開高健
(答え)(2)池田満寿夫
(答え)(2)池波正太郎
(答え)(1)田辺聖子
(答え)(1)野坂昭如
(答え)(2)佐藤愛子
練習問題と解答(3)
- 「キッチン」、「TSUGUMI」の作者は誰か。
(1)宮本百合子 (2)吉本ばなな
- 「夫婦善哉」の作者は誰か。
(1)大岡昇平 (2)織田作之助
- 「梟の城」、「竜馬がゆく」の作者は誰か。
(1)司馬遼太郎 (2)平岩弓枝
- 「蹴りたい背中」の作者は誰か。
(1)佐藤愛子 (2)綿矢りさ
- 「風立ちぬ」、「聖家族」の作者は誰か。
(1)堀辰雄 (2)安部公房
- 「白い人」、「海と毒薬」の作者は誰か。
(1)遠藤周作 (2)草野心平
- 「山羊の歌」、「在りし日の歌」の作者は誰か。
(1)辻仁成 (2)中原中也
- 「鏨師」、「御宿かわせみ」の作者は誰か。
(1)平岩弓枝 (2)藤沢周平
- 「蒼ざめた馬を見よ」の作者は誰か。
(1)井上ひさし (2)五木寛之
- 「新平家物語」、「宮本武蔵」の作者は誰か。
(1)吉川英治 (2)横光利一
(答え)(2)吉本ばなな
(答え)(2)織田作之助
(答え)(1)司馬遼太郎
(答え)(2)綿矢りさ
(答え)(1)堀辰雄
(答え)(1)遠藤周作
(答え)(2)中原中也
(答え)(1)平岩弓枝
(答え)(2)五木寛之
(答え)(1)吉川英治
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