金融リテラシーとは?
金融や経済を初めて学ばれる方は、よかったら参考にお読みください。
金融を理解して使いこなす能力のことを金融リテラシーといいます。
金融リテラシーでは、(1)全体を捉える力、(2)未来を予測する力、(3)変化に対応し調整する力 の3つの能力を柱と考えます。
私たちの暮らしをよりよいものにするには、この金融リテラシー(3つの力)を高める必要があります。
経済社会は、たくさんの人間が寄り集まる人間社会です。人間社会の特徴は、言葉によるコミュニケーション(情報伝達)が重要な役割を果たしていることです。
コミュニケーション能力が低いと、人々は相手を思いやることなく、自分のことだけを考えて行動する社会を形成します。
逆に、コミュニケーション能力が高いと、人々は互いにわかりあい、相手の立場を尊重できる社会を形成します。
金融リテラシー(3つの力)を活かすことで、コミュニケーションにおいても、全体的に物事を捉えたり、先のことまで考えて行動したり、世の中に変化に対応できるようになり、コミュニケーション能力は飛躍的に高まっていきます。
たとえば、金融リテラシーとコミュニケーション能力を持ち合わせると、詐欺にもあわなくなります。
金融の知識と相手の立場で考える思考法が身についていると、「それはおかしな話だ」と気づくことができるからです。
金融リテラシーは、ビジネスの面においても必要です。
ロボット技術やIT技術の発展から、単純労働力が必要とされなくなるからです。
仕事に必要なのは、高度な知的生産能力(既存の技術や情報を組み合わせて新商品を設計する能力や、集団をまとめてリードする能力です。
起業する場合にも、金融リテラシーは必須です。
世の中のしくみを知り、金融情報を使いこなすことは、わたしたちの未来社会を創る知恵となります。
もし、みんなが基礎知識として金融リテラシーを身につけていれば、よりよい社会になると思いませんか……?
あなたが金融大学を訪れたのも、何かのご縁(運命…?)があったのかもしれません。
これを機に、金融大学を足掛かりとして、あなたの金融リテラシー能力を高めてみませんか……?
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