デフレギャップ
deflationary gap(デフレーショナリー・ギャップ)
デフレギャップ
実際の需要が潜在供給を下回った場合の差をデフレギャップといいます。
たとえば、実際の需要が80、潜在供給が100であるとすると、需給ギャップ(実際の需要と潜在供給の差)は、マイナス20(80-100=-20)となります。このマイナスの需給ギャップがデフレギャップです。
デフレギャップは、不況時に起こりやすい現象です。このとき、市場メカニズムが働かない(価格が下がっても、需要が増えない)と、経済はデフレ現象に陥ってしまいます。
デフレギャップを解消するには、政府が需要を増やす必要があります。
需要を増やす政策には、政府支出増大、減税、金融緩和政策があります。
これを総需要拡大政策といいます。
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